2025.12.08 00:00『トナカイの名で情報を精査し記憶する』この時期になるとサンタクロースが主役になりがちですが、サンタクロースの右腕になるのがトナカイたち。日本ではトナカイは総称としての括りで1頭1頭に名前がついていることを知らない子供が多いようです。子供たちの中にはトナカイは1頭しかいないとさえ思っている子もいます。しかし実はトナカイは初めは8頭、そして9頭に増えそれぞれに名前が付き、ソリを引く順番も決まっています。今回は情報精査をし記憶に結びつける方...
2025.12.01 00:00提案『SDGs4項目 質の高い教育をみんなに No.8』子供達に学ぶということや教育について話を進めることは幼い頃から必要だと考えます。就学前は存分に遊んで学習の取り組みはさせたくはないという意見も耳にしますが、いきなり学習をスタートさせると子供達は自由に思いのまま過ごしていた環境からいきなりの強制に入るので、勉強嫌いになる子やできないと感情的に怒ったりやる気をなくしたりします。特に勝ち負けで子供を育てた場合には学習にもその意識が向けられ、友達と切磋琢...
2025.11.24 00:00提案『SDGs4項目 質の高い教育をみんなに No.7』今回のSDGsの記事は『SDGs4項目 質の高い教育をみんなに』です。この仕事をしているとつくづく子供の世界に親の経済的格差や国の貧困を痛いほど感じます。日本での義務教育は中学生までで、義務教育でありながらある程度の金銭負担を親がしなければならず、この日本でもその経済的負担に苦しむご家庭もありサポートが必要です。また国のレベルで考えると義務教育の設定すらなく小さな子供が労働の担い手となっている最貧...
2025.11.17 00:00提案『鉄棒遊び No.2』今回の記事は『鉄棒遊び No.1』(記事はこちら)を受けての内容となっています。鉄棒遊びにとって重要な「鉄棒を握る握力があること」、「体を支える腕の力があること」、「鉄棒の技を繰り出す身体の使い方が理解できているか」、「ご家庭での取り組み方」「ボディイメージの養い方」の5つの観点から記事を記してまいります。
2025.11.10 00:00提案『鉄棒遊び No.1』原始反射の把握反射やギャラン反射に十分働きかけをした乳児は、1歳を過ぎると鉄棒にぶら下がる能力が驚くほど開花します。この開花した能力をしっかり鉄棒遊びに行かせるよう2週に渡り提案記事を記してまいります。今回は鉄棒の魅力を身体・精神・発達・社会的面からそのメリットを解説し、次回ご家庭での働きかけの提案を行います。
2025.11.03 00:00『SDGs10項目 人や国の不平等をなくそう No.6』今回は『SDGs10 人や国の不平等をなくそう』を取り上げますが、具体的な目標の詳細については記事の最後にセーブ・ザ・チルドレンより引用させていただきましたのでお読みください。今回の内容を子供達にどのように伝えるのかはとても難しいものです。噛み砕いて説明をしたとしても世の中の仕組みがまだわからない幼児を中心とした子供たちには理解が難しいでしょう。しかし別の角度からその内容を理解するための積み重ねる...
2025.10.27 00:00提案『身支度の薦め』先週のブログ記事提案『鏡を見る発達』(記事はこちら)で鏡を使用した自己認識の発達について、最後の章で自己肯定感や外見への関心というタイトルで自分の髪型・服装などの外見に関心を持ち確認するようになると記しました。その流れで今回は身支度について、そして鏡を見て身だしなみをチェックさせるにはどのような流れで行うのかを今回は提案してまいります。
2025.10.20 00:00提案『鏡を見る発達』子供達が鏡をじっと見る様子を不思議だと感じたことはおありでしょうか。子供達は鏡を見るという行為の中に幾つかの発達理由があり、それは年齢や発達段階によっことなります。子供が鏡を見るのは、「自分を知る」「社会と関わる」「遊ぶ」「学ぶ」といった自然な発達の一部です。今回は多くのお母様が見逃してしまうこの鏡との睨めっこの意味を子供の発達として解説してまいります。
2025.10.13 00:00提案『クラスの中心にいるNo.3』「クラスの中心にいる子どもに育てたい」と思う親御さんは少なくありません。ただしその“中心”が何を意味するかによってアプローチは変わってきます。子供達のさまざまな個性や特性、得意なこと、苦手なこと、そして親や周辺の人が子供に与えるプレッシャー、また関わり方など理解した上でどのような働きかけがあるのかを今回は6つの視点で考えていきます。このブログから読み始めている方は『No.1』(記事はこちら)、『N...
2025.10.06 00:00提案『クラスの中心にいるNo.2』前回の提案記事『クラスの中にいるNo.1』(記事はこちら)ではクラスの中心にいる子どもだけが役目を担っていて尊い存在ではなく、我が子の個性やいるポジションを尊重し子供自身が自分の色を出せるようにすべきである、そのためには親の視点を変えるべきだと記しました。今回は親の思い描く「クラスの中心にいる」という子供像を捨ててもらい、子供の頃のポジションや注目を浴びること、そして親はどのようなことを行うべきか...
2025.09.29 00:00提案『クラスの中心にいるNo.1』先日ふと漏らされたお母様の言葉にどうか子育ての道筋を立ててほしいという思いからこのブログを記すことにしました。親の願いは我が子がクラスの中心にいて楽しく社会的単位の中で充実した時間を過ごしてほしいということでしょう。しかしその親の願いに応えられる子供はそう多くはいませんし、子供それぞれに個性があるわけですから視点を変えて色々な中心があっていいと考えます。今回の内容は親の考えている『子供がクラスの中...
2025.09.22 00:00『SDGs12項 つくる責任つかう責任No.5』今回取り上げるのはSDGs12「つくる責任 つかう責任」は、持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)の12番目の目標で持続可能な生産と消費のパターンを確保することを目的としていますが、現代社会では大量生産・大量消費・大量廃棄が主流になり、地球環境や資源に大きな負担をかけています。これに対処するため「作る側」も「使う側」も責任ある行動を取るべきだとい...