2026.02.20 00:00偉人『アメデオ・モディリアーニ』アメデオ・モディリアーニ、彼の作品はピカソについで2番目に高額な金額で売買された経歴を持つ。面長な顔に長い首、アーモンド型の眼に瞳が描かれていない。どこか物憂げな表情に初めて見る人は違和感を感じる。見方によってはゾッと背筋が寒くなると耳にしたこともある。しかし彼の作品と人生を紐解いていけばそうおどろおどろしいものはなく、アフリカの原始美術に影響を受け、さらに彼の心境が反映されている作品が多い。しか...
2026.02.13 00:00偉人『手塚治虫』これまで「偉人」について記事を記してきたがどの偉人も自分自身の道を切り拓いたことは確かである。しかしこれだけの偉人を見てくると偉人にも様々なタイプがあることに気付く。「THE 偉人」と言われるのが世界をひっくり返し変化を起こした偉人たちで、ナポレオン、織田信長、キング牧師のような偉人を私は革命型タイプと呼んでいる。次に人を導き、組織や国家を成功に導くネルソン・マンデラ、徳川家康、ワシントンのような...
2026.02.06 00:00偉人『空海(弘法大師)』「弘法にも筆の誤り」「弘法筆を選ばず」「弘法大師の井戸」「弘法大師も高野山」「同じ弘法の弟子でも…」など弘法大師に関することわざや言葉を耳にすることは意外と多く、「弘法にも筆の誤り」は日常的に用いられ天才でも失敗するとの意味がある。昨日入室したばかりの生徒さんのお母様と話をしたのだが、初めて教室を訪れた日に玄関先に飾ってあったしめ縄が翌週には無いことに生徒さんが気付き、お正月にしめ縄を飾ることを行...
2026.01.30 00:00偉人『雪舟』前週の源義経の記事を書きながら(記事はこちら)次は雪舟と決めていた。源義経と同じように寺に預けられた雪舟の学びは、常に厳しい状況にあり自らその厳しさ立ち向かいやり通さなければ生き残れず、我が人生は自ら掴み取るしかないものと悟り、その悟り通り実行した室町時代を代表する水墨画家であり、禅僧でもある雪舟を今回は取り上げる。彼の人生は誰かに道先案内をされ成功を得たものではなく、自分自身に与えられた困難な環...
2026.01.23 00:00偉人『源頼朝&義経』今回は歴女のお母様から豊臣秀吉と秀長のように戦国時代でありながらも仲の良い兄弟もいれば、源頼朝と義経のように仲の悪い兄弟もいる。その違いを紐解いてほしいという話が舞い込み記事化することにした。では豊臣か源を取り上げるかで迷ったが、先日たまたま手にした牛若丸と弁慶の絵本だったという些細な日常の一コマから源を選んだ。なんとまぁ浅薄(せんぱく)な理由なのかと自分自身でも驚いたが、そんな偉人記事があっても...
2026.01.16 00:00偉人『南方熊楠』「南方熊楠(みなかた くまぐす)」という名前を聞いたことがあるだろうか。和歌山の人であれば「あぁ、熊楠ね」と分かる人もいるだろう。また中国革命の指導者で中華民国の建国の父と言われる孫文との交流で熊楠を思い出す人や柳田國男から彼の名前を想像する人もいるのではないだろうか。初めて彼の名前を聞いたという人のために、一言で彼の功績を言うならば熊楠は「自然と人間文化を丸ごと研究した世界的な博物学者」であり、...
2026.01.09 00:00偉人『ネルソン・マンデラ 第2弾』1月2日の偉人記事『ネルソン・マンデラ第1弾』(記事はこちら)で彼の幼少期について記した。彼が受けた教育は一般的アフリカの人々が受けたものと大きく異なり、部族内で帝王学を身に付ける教育とキリスト教系の学校で受けた教育、そして両親から受け継がれたものである。そして今回はそれらの教育がどのように花開いたのかを彼の成人後の生き様から紐解いていく。
2026.01.02 00:00偉人『ネルソン・マンデラ 第1弾』子供たちに何を授ければ逞しく生きていけるのかと自問自答する事があるが、それぞれに持っている力や個性そして能力があり、一概にこれだと言えないからこそ偉人の人生から学び考えていくべきだ。今年の先陣は南アフリカ共和国で人種差別をなくすためにたたかった指導者であり、南アフリカ共和国初の黒人大統領、ノーベル平和賞を受賞したネルソン・ホリシャシャ・マンデラを取り上げる。
2025.12.26 00:00偉人『シモーヌ・ド・ボーヴォワール』フランスの哲学者であり作家でもあるシモーヌ・ド・ボーヴォワールを取り上げる。もちろんその理由は今週月曜日の『SDGs5項 ジェンダー平等を実現しよう No.9』(記事はこちら)が関係している。シモーヌ・ド・ボーヴォワールを知らなくても「人は自由で、どう生きるかは自分で決めろ」と考えたジャン=ポール・サルトルのパートナーであると言えば「あぁ〜」と理解する人もいるだろう。共に哲学者であり作家、そして思...
2025.12.19 00:00偉人『エグランタイン・ジェブ』『セーブ・ザ・チルドレン(Save the Children)』この名に聞き覚えはあるだろうか。1919年に英国で設立された国際NGOであり、子どもの権利を守り、すべての子どもが健やかに生き、学び、成長できるように支援し、現在は世界100か国以上で活動している団体である。その活動は緊急人道支援(災害・紛争時の支援)、保健・医療支援、教育支援、子どもの保護、貧困対策・生計向上支援、アドボカシー(政策...
2025.12.12 00:00偉人『チャールズ・ディケンズ』クリスマスといえば子供達に読むことを勧めてきた本『クリスマス・キャロル』がある。意地悪でケチな冷たい老人が幽霊たちの訪問を通して改心し、人間として成長していく心温まる物語で、クリスマスらしい「優しさ・思いやり・贈り物」の精神を深く描いた名作で幾度となく舞台や映画絵本にもなった作品である。それを書いたのがイギリス・ヴィクトリア時代の古典作家、そして当時の社会暗闇に焦点を当て、社会の底辺層の人々の苦貧...
2025.12.05 00:00偉人『フリドリッヒ・フレーベル No.2』先週金曜日に偉人『フリドリッヒ・フレーベル No.1』(記事はこちら)について記したが、なかなかフレーベルがモンテッソーリのように保育教育や家庭教育に浸透しないのか不思議に感じている親御さんもおられるであろう。保育を学んだ親御さんならばその学びの中で明治9年に東京女子師範学校附属幼稚園(現在のお茶の水女子大学附属幼稚園)の創設と同時に導入されたが、日本の近代化政策と「国民国家の形成」への優先、恩物...