2024.06.29 00:00スナップ『梅雨に思いを寄せて』梅雨時期には洗濯物をするにも気を揉みながらしておりましたが、梅雨が明けると洗濯日和に感謝しながらの日々です。また生徒さんたちが続々と素敵な梅雨に関する工作作品を見せてくださり簡単工作の記事をアップして良かったと思う日々を迎えており、梅雨の工作をご持参くださった生徒さんの作品を取り上げます。素敵な紫陽花の花紙工作です。色々な紫陽花の工作がありますが、お母様曰く「とても楽しく簡単に作ることができました...
2024.06.28 00:00偉人『ジャン=ジャック・ルソー』ジャン=ジャック・ルソーといえばフランスの政治哲学者であり、社会論・文学・音楽・科学・植物学と幅広い分野で活躍した人物でもある。しかし目から鱗なのが日本の子供達が親しんでいる『むすんでひらいて』を作曲した人物であるということだ。彼は音楽の才能があり一時的ではあるが音楽教師として糧を得ていた時代もあり、それを知っていたら中学校で学習した遠い存在のルソーをより身近に感じることができたであろう。ルソーの...
2024.06.21 00:00偉人『渋沢栄一 第2弾』前週の2024年6月14日『渋沢栄一』に於いて迷走する若き渋沢栄一と父市郎右衛門との蜜なる関係性を記したが、今回は近代日本経済の父と呼ばれる栄一が500もの会社を設立し今もなお日本を代表する企業として存在し、また600余りの教育や社会事業に尽力していたのかを彼の育ちとその中で育んだ考え方を子育てに導入できることもあるかも知れないと考え、内容展開をしていくこととする。
2024.06.14 00:00偉人『渋沢栄一』今年7月から新一万円札の顔になるのが近代日本の父、資本主義の父と言われる渋沢栄一であり、彼は500社余りの会社の設立や経営に関わり、600もの教育・社会事業に携わった人物である。その人となりや幼少期のことについて記すこともできるのだが、今週は父の日に関して記しているため彼とその父の重大局面に交わした言葉に焦点を当て青年期の子育てとは何かを考えてみる。
2024.06.07 00:00偉人『ボブ・マーリー』先週末雨に因んだ記事を書きながらふとボブ・マーリーの言葉を思い出し、今日の偉人はレゲエの神様ボム・マーリーに決めた。『雨を感じられる人間もいるし、ただ濡れるだけの奴らもいる』ボム・マーリーのこの言葉は文末の人称代名詞こそ気になるが、名言中の名言だと私は考えている。この言葉の意味することを理解できるか否かはその人なりの感受性や深い所での思考力が必要である。何かを感じる人もいれば、何も感じない気付かな...
2024.05.31 00:00偉人『岡本かの子』2週続いた岡本太郎からバトンを渡されるのはやはりこの人しかいない、母の岡本かの子である。では彼女のどこを切り取ろうか・・・・川端康成が誉めに褒めちぎった文学的耽美な表現についてか、恋愛体質の奔放的生き方か、狂気に満ちた精神的不安定さか、お嬢さとして育った幼少期か、はたまた息子岡本太郎との関係性に迫ろうか悩ましいところである。今回は彼女が生きるためにもがき苦しみながらも自分自身に正直で、親はこうある...
2024.05.24 00:00偉人『岡本太郎 人生の哲学編』岡本太郎氏は意外にも沖縄贔屓だったことがあまり知られていない。自らの内なるアイデンティティを探るために日本全国を旅して回った彼は、その旅の最後の地として日本復帰前の1959年と66年の2回沖縄を訪れこう語っている。「沖縄の中にこそ忘れた日本がある」とそして沖縄に対する温かな思いで「それはひとつの恋のようなものだった。」とも語っている。急峻な山々を制覇したような生き方をし、常に厳しい目線で物事を捉え...
2024.05.17 00:00偉人『岡本太郎 幼少期編』岡本太郎といえば1980年台のマクセルのビデオカセット CM において「芸術は爆発だ」という絵面がやけに印象的で岡本太郎が真上を見上げていうそのセリフに度肝を抜かれた記憶が残っている。ピアノにペイントされた彼の作品が飛び散るようなシーンの後に出てくる彼の表情とあの名セリフが Too much 感が出てやりすぎのような気がしたのである。今から考えると一筋縄ではいかない彼の生き方を象徴していたことに悪...
2024.05.10 00:00偉人『平賀源内』今から260年余り前に本草学を学んだ和製レオナルド・ダ・ヴィンチと呼ばれる人物がいた。その人物とは江戸時代に活躍したエレキテルで有名な平賀源内である。1728年12月18日香川県高松藩の足軽をしていた父白石茂左衛門の三男として誕生する。幼き頃から利発で好奇心旺盛な性格は、新しいものを見聞きするとそのことを事細かに書き綴る少年であった。平賀源内の利発さを解体新書を記した蘭学医杉田玄白はこのように綴っ...
2024.05.03 00:00偉人『牧野富太郎』今週はこの偉人が取り上げられるのではないだろうかと予想していたお母様もおられ、この記事を読んで的中したと小躍りされているであろう。そう、あなたの予想意見を煙に撒くのは難しく我が目が泳いでいたことで確信したであろう。しかしあなたの予想に反して牧野富太郎が幾度の困難に立ち向かい克服するバイタリティについて記事を展開するのではなく、今回はパイオニア的偉人達の多くが幼児期に自然に目を奪われ大業を成し得た理...
2024.04.26 00:00偉人『ゲーテ 第3弾 高みに到達するために』ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの記事は2021年9月24日『幼少期のゲーテ編』、前回の2024年4月19日『第2弾 万能の天才』として記事を記した。今回は第3弾ゲーテのまとめとして彼がなぜあらゆる才能を結実させるに至ったのかを考える。さて少し復讐してから本題に入ることにする。ゲーテは裕福な家庭で育ち、父は彼の教育に湯水の如く金銭を使い質の高い英才教育を施し、6歳にして7ヶ国語を母国語のよう...
2024.04.19 00:00偉人『ゲーテ 第2弾 万能の天才』今週は『植物を知る・果物編』と題し提案記事を記したため植物や果物に関する偉人を取り上げようと数人の偉人を思い浮かべ、その中からすでに記事にしたヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテを再度取り上げる。なぜ文学者のゲーテと植物に関することを結びつけたのか気になる方は気になるであろう。これは単純に私の中にあるゲーテの生家が果樹園経営をしていたこと、そしてゲーテ自身が優れた植物研究を行っていたことが呼び水...