2026.04.03 00:00偉人『森鴎外と母』今回はこの『森鴎外と母』というテーマで記事を書くことにする。森鴎外といえば数多くの小説・翻訳・評論などの作品を残した明治の文豪であり、軍医である。あまり知られてはいないが我が国の年号について「正しいかどうかを資料や証拠に基づき詳しく調べて確かめる」考証を行い、また知識人として奈良の正倉院宝物の価値を研究・発信し、文化財保護の意識向上に寄与したことから宝物の「虫干し(曝涼)」に立ち会うなど面白い経歴...
2026.03.27 00:00偉人『マーガレット・サッチャー』「鉄の女」という肩書を持つイギリス初の女性首相マーガレット・サッチャーを今回は取り上げる。彼女はイギリス国内でも経済を立て直した強いリーダーと評価する人々もいれば、貧富の差を広げた政治家であると批判されるなどイギリス国民の中で意見が二分される。しかし我が国日本の初の女性内閣総理大臣高市早苗氏は憧れの人として彼女の名を挙げている。政治家として一国の首相として評価をされることの多いマーガレット・サッチ...
2026.03.20 00:00偉人『ポンパドゥール夫人』『一度ドアが開かれれば、どの方向にも進むことができる』この言葉はフランス国王ルイ15世の公妾 ポンパドゥール夫人 が言ったとされる言葉である。この言葉を書籍で初めて見た高校時代には衝撃を覚えたがその言葉の意味を実感することはなかった。しかし半世紀を生きる今となってはこの言葉の持つ本当の意味を実感することができている。私のあらゆる働きかけに努力をしながらついてきた子供達は、確実に実力をつけ好奇心で物...
2026.03.13 00:00偉人『紫式部』今回の人物はを記事にしようと思いつつなんだかんだと流れに流れ、頭の片隅にいつも鎮座していた。明日は愛のお返しを行うホワイトデーということもあり、主人公光源氏の恋愛や人生、そして彼の死後の世代まで続く人間関係を描いた女流作家紫式部を取り上げる。この偉人記事をどのような切り口で話を進めるか絞りきれない時には頭の中での滞空時間が発生し、その時間が長ければ長いほど失墜してしまうことが多い。そうならぬために...
2026.03.06 00:00偉人『大村はま』「偉人」は社会・歴史・文化の中で特別に大きな影響を与えた人物として受け止められ、時代や社会を変えるほどの功績、思想、行動を起こした人との認識を持っている人が多いのではないだろうか。しかしある特定の分野で構成を挙げた偉人もまたすごい輝きを放っている人である。今回取り上げる大村はまもまた日本の戦前戦後を国語教師として独自の教育方法を実践し、日本の国語教育界に大きな影響を与えた人物である。高校で現代文を...
2026.02.27 00:00偉人『巴御前』教室には小さい頃から正義感に溢れている生徒さんがおられる。その片鱗は2歳で下に兄弟ができてから見受けられ、お父さんがご帰宅後手を洗わずに下のお子さんの方へ行くと手厳しく対応を取るという様子も耳にした。また幼稚園に通うようになってからは泣いているお友達を見つけると即座に駆けつけ「どうしたの?」と喧嘩の仲裁に入ったり、怪我をしているお友達がいると一目散に先生の所へ駆けつけて報告するというのだ。レッスン...
2026.02.20 00:00偉人『アメデオ・モディリアーニ』アメデオ・モディリアーニ、彼の作品はピカソについで2番目に高額な金額で売買された経歴を持つ。面長な顔に長い首、アーモンド型の眼に瞳が描かれていない。どこか物憂げな表情に初めて見る人は違和感を感じる。見方によってはゾッと背筋が寒くなると耳にしたこともある。しかし彼の作品と人生を紐解いていけばそうおどろおどろしいものはなく、アフリカの原始美術に影響を受け、さらに彼の心境が反映されている作品が多い。しか...
2026.02.13 00:00偉人『手塚治虫』これまで「偉人」について記事を記してきたがどの偉人も自分自身の道を切り拓いたことは確かである。しかしこれだけの偉人を見てくると偉人にも様々なタイプがあることに気付く。「THE 偉人」と言われるのが世界をひっくり返し変化を起こした偉人たちで、ナポレオン、織田信長、キング牧師のような偉人を私は革命型タイプと呼んでいる。次に人を導き、組織や国家を成功に導くネルソン・マンデラ、徳川家康、ワシントンのような...
2026.02.06 00:00偉人『空海(弘法大師)』「弘法にも筆の誤り」「弘法筆を選ばず」「弘法大師の井戸」「弘法大師も高野山」「同じ弘法の弟子でも…」など弘法大師に関することわざや言葉を耳にすることは意外と多く、「弘法にも筆の誤り」は日常的に用いられ天才でも失敗するとの意味がある。昨日入室したばかりの生徒さんのお母様と話をしたのだが、初めて教室を訪れた日に玄関先に飾ってあったしめ縄が翌週には無いことに生徒さんが気付き、お正月にしめ縄を飾ることを行...
2026.01.30 00:00偉人『雪舟』前週の源義経の記事を書きながら(記事はこちら)次は雪舟と決めていた。源義経と同じように寺に預けられた雪舟の学びは、常に厳しい状況にあり自らその厳しさ立ち向かいやり通さなければ生き残れず、我が人生は自ら掴み取るしかないものと悟り、その悟り通り実行した室町時代を代表する水墨画家であり、禅僧でもある雪舟を今回は取り上げる。彼の人生は誰かに道先案内をされ成功を得たものではなく、自分自身に与えられた困難な環...
2026.01.23 00:00偉人『源頼朝&義経』今回は歴女のお母様から豊臣秀吉と秀長のように戦国時代でありながらも仲の良い兄弟もいれば、源頼朝と義経のように仲の悪い兄弟もいる。その違いを紐解いてほしいという話が舞い込み記事化することにした。では豊臣か源を取り上げるかで迷ったが、先日たまたま手にした牛若丸と弁慶の絵本だったという些細な日常の一コマから源を選んだ。なんとまぁ浅薄(せんぱく)な理由なのかと自分自身でも驚いたが、そんな偉人記事があっても...
2026.01.16 00:00偉人『南方熊楠』「南方熊楠(みなかた くまぐす)」という名前を聞いたことがあるだろうか。和歌山の人であれば「あぁ、熊楠ね」と分かる人もいるだろう。また中国革命の指導者で中華民国の建国の父と言われる孫文との交流で熊楠を思い出す人や柳田國男から彼の名前を想像する人もいるのではないだろうか。初めて彼の名前を聞いたという人のために、一言で彼の功績を言うならば熊楠は「自然と人間文化を丸ごと研究した世界的な博物学者」であり、...