2026.08.09 00:00絵本『字のないはがき』この絵本の作者向田邦子さんが亡くなったのは私が中学生の頃、台湾での航空機事故でもうエッセイが読めなくなるんだと悲報に衝撃を受けたのを思い出します。そんな彼女のエッセイをもとに描かれたのがこの絵本『字のないはがき』です。
2026.08.02 00:00絵本『こんやははなびたいかい』人間の視点で見る花火の絵本は数あれど、動物の視点で花火を見た絵本をこれまで読んだことがなく、大変興味深い作品でした。花火に照らされた動物たちのシルエットも美しく、花火の表現も色々とあって視覚的にも楽しいものでした。
2026.07.26 00:00絵本『おたまじゃくしの101ちゃん』かこさとしさんの絵本は、からすのパンやさん』『だるまちゃんとてんぐちゃん』シリーズでは我が子供も本当にお世話になった作品です。その中でも『おたまじゃくしの101ちゃん』はタガメやザリガニの出現で、おたまじゃくしの101を目玉焼きに、そしてカエルのお母さんと101ちゃんをおやこどんにとの言葉が出てきたので、子供達がギョッとしてフリーズしていたのを思い出します。
2026.07.19 00:00絵本『おかえりオオカミ』2020年イギリスで発刊されたこの絵本は、2023年に俳優の安藤さくら翻訳によって日本版に。アニメーションのような雰囲気が漂うイラストに心惹かれ、物語の扉を開くようにページをめくルト、そこにはウルフの冒険が始まります。オーロラの下、満月に遠吠えするオオカミたちの群れの美しさに心奪われます。
2026.07.12 00:00絵本『こころにいつくしみの種をまく』今回の絵本『こころにいつくしみの種をまく』はダライ・ラマ14世の書き下ろしです。彼ははチベット仏教の世界だけでなく、全世界の精神的リーダーとしてメッセージを発信し続けていますが、この作品は次の世代を担う子供たちに向けて、自らの幼い日々を振り返ると同時に、母から受け継いだ大切な教えである『慈悲の心』について記した奥深い内容です。
2026.07.05 00:00絵本『ねがいぼし かなえぼし』行事としての七夕の意味を子供達に理解する作品はこれまでに代表的な作品として出版されてきましたが、幼児には七夕伝説に関する話は少々難しいようでなかなか楽しめないというご意見もありました。しかしこの内田麟太郎氏の『ねがいぼし かねぼし』は七夕の所以がシンプルに書き込まれ幼児でも理解がしやすい作品です。
2026.06.28 00:00絵本『タケシのせかい』『タケシのせかい』どんな世界?このタイトルだけで思わず想像してしまうと同時に早く読んでみたい衝動にかられます。ではほんのさわりだけご説明を。主人公のタケシは、パパから「絶対に開けちゃダメ」と言われていた秘密の箱を、家族が留守の間に開けてしまいます。箱の中には、パパから名指しされたタケシ宛の手紙と、ドクロマークの付いた小さなビンが入っていました。手紙には「ビンを開けたければ、まず質問に答えてほしい」...
2026.06.21 00:00絵本『かみさまいっしょうのおねがい!』「ちこくだ、ちこくだ。」と主人公が登校するシーンからこの物語がスタートします。様々なシーンで何度も繰り返される小さな神様へのお願い。「神様もことあるごとにお願いばかりされたらたまらないだろうなぁ・・・」とぼんやり考えながら読み進めました。大人ほど経験値のない子供にとっては小さなことでもピンチ、そして小さな願いさえも誰かの力を借りてでも叶えたい衝動に駆られるのもわからなくもありません。今でこそメンタ...
2026.06.14 00:00絵本『モモ』今回の絵本『モモ』はドイツの作家ミヒャエル・エンデによる名作で、もともとは児童文学でやや長めの物語を子供向けに再構成された絵本です。私も小学校高学年で読んで記憶があるのですが、読んでは「どういうこと?」を繰り返しなかなか読み進めることが難しかった印象が残っています。児童文学の『モモ』は長いストーリーなので、この作品は冒頭の主人公モモの存在そのものの不思議さと彼女の持つ人のみならず動物や自然の話に耳...
2026.06.07 00:00絵本『ありさんシェフのしょうたいじょう』小さなありさんシェフは世界で一番大きな晩餐会を開くことを決めます。招待状を送る時、席順決めに頭を悩ませてしまいます。犬と猫、猫とねずみ、ねずみと象、狐と鶏、鶏とミミズ、狼と羊、同じテーブルを囲むにはそれぞれに問題があるのです。しかしありさんシェフは相関図を駆使しながらその問題をクリアし完璧な席順が決まります。ところが・・・是非その先は絵本を読んでヨーロッパ絵本の特徴である絵の品の良さも味わって欲し...
2026.05.31 00:00絵本『こどもかいぎ』この絵本は「怒られた時にはどうしたらいいのか?」というテーマでこどもたちの会議が始まります。この絵本を貸し出したお母様よりLINEが届きました。その内容が「この絵本のテーマは何ですか?」というもので、質問の根拠を尋ねるとお母様は「最後の場面展開で怒られたことを子供が誤魔化しているのではないか」とお感じになったようです。このような捉え方もあるでしょうが、この絵本の伝えたいことはそのようなことではなく...
2026.05.17 00:00絵本『まゆとそらとぶくも』この絵本『まゆとおに』シリーズは教室でも人気な絵本で貸し出しの予約が入り、リピート要望も多い作品です。月刊絵本を世に送り出して70年という福音館書店が数冊記念絵本として発売した作品です。明日の提案記事『発想を引き出すNo.2 幼児編』にはうってつけの作品です。是非一度お読みになって下さい。もちろん明日のブログも・・・