2024.11.17 00:00絵本『くれよんがおれたとき』明日の提案記事は『物の命と役割』と題して記事を記すにあたりこの作品を選んでみました。登場人物は思ったことがはっきりと言えないさくらちゃんとなんでもはっきりというゆうちゃんです。さくらちゃんの新品の白いクレヨンをゆうちゃんが「ちょっとだけ しろ かして」と強引にガンガンと使用しおまけに折ってしまいます。
2024.11.10 00:00絵本『一つの花』先週から今週にかけての提案記事に連動して命に関係する作品を取り上げます。この作品は1975年に出版されて50年近くになります。私も子供の頃に読んだことがある作品で子供達にも読み聞かせを行ってきました。そして出版されて51回もの再刷がなされています。第2次世界大戦時のこの物語ですが今回はシンプルに命について考え読んでほしいと思います。
2024.11.03 00:00絵本『葉っぱのフレディ』この作品は子供達の身近で死を迎える事案があった場合やそれに近い経験をした時にこの作品を読んで命について考えてみてほしいと考えている作品です。木の葉の成長と季節の移ろいを通して、間接的に命というものがどのようなものであるのかを俯瞰して考えることができます。
2024.10.27 00:00絵本『モチモチの木』1971年に発刊されてかれこれ半世紀が過ぎたロングセラーの作品です。孫思いのじいさまと臆病者の孫の豆太が織りなす愛情を通わせる作品を子育て中は繰り返し繰り返し読んだものでした。言葉の敏感期にあった子供は「セッチンてなぁに?」と冒頭の数行で先に進めなくなりました。「聞いていたらわかるよ」と言っても「わかんない、わかんない」というので「口を押さえててごらん、そうしたら絵本が教えてくれるよ。」と伝えて、...
2024.10.20 00:00絵本『ほくほくおいもまつり』ほるぷ出版の『はじめての行事えほんシリーズ』の収穫祭の作品です。私はこの作品が大好きで是非孫ができたら一緒にお芋を抜くシーンを「すぽん、すぽん、すぽん、すぽーん」とあのしみたいと考えています。
2024.10.13 00:00絵本『のんびりやのコアラ』いつもと同じいつもの場所でいつもと同じ行動を繰り返し、一緒に遊ぼうと誘われてもなかなか一歩が踏み出せないコアラのお話です。木にしがみついていたコアラの木に異変が・・・この異変により一歩も二歩も前進することを知るきっかけが訪れます。
2024.10.06 00:00絵本『ライオンのこころ』誰にも気付いてもらえない小さな体のネズミと大きな体の立派な立髪を持ちけたたましく遠吠えするライオンとの心を通い合わせる物語。絵本の魅力というのは動物の世界の食物連鎖から大きく掛け離れ、現実にはあり得ない世界を物語を通して楽しめることではないでしょうか。この作品もその非現実的世界を楽しむことができる作品です。
2024.09.29 00:00絵本『世界の名画物語』絵画の世界は視覚を刺激しながら思考を深める坩堝の世界だと私は考えています。その長きに渡る絵画の世界を子供達が知ることはただの絵画鑑賞では収まることのない思考の深みをもたらします。この絵本は簡単に絵画の時代変遷を知ることができ、尚且つどのような画家によるものなのかをイラスト画にしてあることも従来の絵画絵本より親しみを感じる点でしょう。
2024.09.22 00:00絵本『シャガール わたしが画家になったわけ』毎日暑い日が続きますが暦の上では秋。秋といえば読書の秋、食欲の秋、芸術の秋、、紅葉狩り・・・色々なことを思い浮かべますが、今週は芸術に焦点を当てていきますので今回の絵本はこの作品を取り上げます。
2024.09.15 00:00絵本『おじいちゃんのくるみのき』敬老の日を来週9月15日に控え今回取り上げる絵本は、おじいちゃんと孫娘のくるみを植える交流を通して命の繋がり描いた作品を取り上げます。この作品の重厚感は人としての考えるべきものを深い色合いで表現しているように感じると共に、もう一つ印象的なのが表紙にタイトルが書かれていないことです。このタイトル名がないことの意味はなんだろうかと考えながら読み進めると一つの結論に至ったのですが、そのことをみなさんも考...
2024.09.08 00:00絵本『うまうまあーん!』ロバのお母さんは食事をしてくれない子供を追いかけ、あれこれと方法を繰り出して食事させようと懸命になりますが上手くいきません。やがて家の中から外へと子供が出ていってしまします。すると森の中で何やら楽しそうな一団に遭遇し思わぬ解決策を見出します・・・その解決策とは?