2025.12.14 00:00絵本『クリスマス・キャロル』今回は先週金曜日の偉人記事『チャールズ・ディケンズ』(記事はこちら)の作品『クリスマス・キャロル』を取り上げます。私も大好きな作品でクリスマスシーズンになると毎晩1章ごとに読み聞かせをしておりました。「きょうはスクルージどうするんだろうね?」と物語の展開に胸を躍らせながらベットに潜り込む子供達の顔が今でも忘れられません。みなさんもクリスマスの得別な読書時間を送られてはいかがでしょうか。
2025.12.07 00:00絵本『赤鼻のトナカイ』先日11月5日に発行されたばかりのこの絵本、「わぁー見つけた!」と思わず手に取りました。と言うのも子供の頃幼稚園の本棚に英語版のこの絵本があったのを覚えていたからです。子供が小さい頃クリスマスソングの定番として歌っていた歌の原点であるこの作品を探したことがあります。残念ながら日本では探すことができずにいたのですが、なんと日本では発行されていなかったのです。「素敵な意味の深い絵本なのに・・・」なぜ日...
2025.11.30 00:00絵本『クリスマスのかくれんぼ』気が付けば今日で霜月が終わり、明日から師走と言いたいところですが気分はクリスマスに向けてといったところでしょうか。この絵本記事が自動配信される頃、我が家の3メートルのクリスマスツリーはクローゼットの一番奥から運び出され、私が最も尊敬するいや敬愛するデザイナーさんの魔法によって彩られるスタンバイを始めます。ということで、今日取り上げるのは1歳児向けの仕掛け絵本です。
2025.11.23 00:00絵本『ランカ』明日の提案記事『SDGs 4項目 質の高い教育をみんなに』の前段としてこの絵本を取り上げます。子供達が社会やその仕組みに関心が持てるように働きかけているご家庭とそうでないご家庭の差があることに疑問を覚える今日この頃です。是非とも子供達が社会に目を向け関心を持ち、時事問題などを考えることができるようにこのような作品を多く多読してくれることを願います。明日の提案記事も併せてお読みください。
2025.11.16 00:00絵本『おうさまのおひっこし』日本傑作絵本シリーズの中の1冊である『おうさまのおひっこし』を取り上げます。装丁も凝っているので読み始める前、読み終えた後も楽しむことができる美しい絵本です。口下手な優しい王様と6人のお供との噛み合わないやり取りが、予想外の顛末を招くコメディに近い作品ですがどこかホッとするような内容になっています。
2025.11.09 00:00絵本『ちいちゃんとおみこし』秋を楽しむ2、3歳向けの絵本です。秋のお祭りのお囃子や笛の音が聞こえてくると浮き足立ってしまうちいちゃんたち。お神輿の担ぎ手として参加したかったのですが・・・そこで自らお神輿を作ってしまえと。この続きは絵本でお楽しみください。
2025.11.02 00:00絵本『わたしたちのふるさとパレスチナ』明日の提案記事『SDGS10項人や国の不平等をなくそう』の前段として読んで欲しい作品です。現在のパレスチナ・ガザ地区とイスラエルの間で起きている紛争を子供たちが初めて絵本で知るという点で、パレスチナの人々の目線で書かれたこの作品は子供たちにも理解しやすい内容です。
2025.10.26 00:00絵本『おでかけのまえに』1980年発行のこの作品は今もなお子供たちに人気で、我が家でも何回読み聞かせを行ったか数えきれないほどの作品です。ピクニックのワクワク感を抑えきれない子供の様子が描かれた物語を読み聞かせてみてはいかがでしょうか。
2025.10.19 00:00絵本『じーっ』今回取り上げる絵本は生徒さんのお母様から「娘がじっと鏡を見つめて動かない」と言うお話を伺い、明日からの提案記事『鏡を見る発達』の前段として選びました。絵本の内容は小学生の男の子が「じーっ」と見つめている先には何があるのか、何を見ているのかを描いた絵本です。
2025.10.12 00:00絵本『かいじゅうのすむしま』今日はメッセージ性の強い作品を取り上げます。男の子をお持ちのお母様なら表紙を見た瞬間に手に取る方も多いでしょう。独特なタッチの谷口智則氏の作品は味わえば味わうほど癖になり大人の私が深く考え込む作品でした。島の住民から怖がられていたかいじゅうは身を潜めて住んでいたところ大雨が降り抱いた時は大きな傘をさし、日照りの時は雨を降らし・・・
2025.10.05 00:00絵本『だんごたべたい おつきさま』明日は十五夜です。今回はほるぷ出版から発行されている『はじめての行事えほんシリーズ』の中のお月見えほんです。教室では2、3歳向けに貸し出しをしています。小さな子供に行事の由来や意味を理解させるには少々難しい面がありますが、この絵本は小さな子供でも楽しめ理解しやすさくお勧めしています。
2025.09.28 00:00絵本『あのひのきもち』元気のないリスくんにネズミくんがこう語りかけます。「リスくん、きょうはげんきがないね」そしてリスクはこう返しました。「ネズミくん、ぼくが いま どんなにかなしいか わかる?」と答えます。今回取り上げる作品には相手の悲しい気持ちをどうにか理解しようとする表現が素敵な言葉で描かれています。