2025.04.20 00:00絵本『おやすみなさい』寝かしつけはその日の一番最後の大仕事という方も多いことでしょう。そろそろ寝る時間だなと親御さん手動でお子さんに「もう寝る時間だよ」「早く寝なくちゃね」などと声を掛けて睡眠に誘うことが多いのではないでしょうか。私の経験から言うと寝る時間は必ず決めておくこと生活リズムを整える一番重要なことです。そしてその時刻を子どもが時計を見て理解し、その時間が来たら床につくことをスムーズに行うように行動の流れを理解...
2025.04.13 00:00絵本『うさぎのおうち』私が子供の頃に通っている園ではアメリカの児童文学作家であるマーガレット・ワイズ・ブラウンとガース・ウィリアムズの作品が何冊もありました。先生が読んでくれた後になんて素敵な絵なんだろうとペラペラと捲っていた覚えがあります。やはり馴染みのあるものは書店でもすぐに目に留まります。春の待ち遠しいと感じたこの作品を取り上げます。
2025.04.06 00:00絵本『いただきます』今回取り上げる絵本はモンテッソーリ〜の生活絵本です。モンテッソーリー教育は子供自身がやりたいことを選んで行う教育ですが、環境設定さえすれば子供ができることは増えます。そしてその行動が楽しいお手伝いとなれば親子で充足感を味わうことができます。この作品は主人公の男の子が温かい家庭の中でご飯の準備前から食後までの行動や動作を自ら行うという事が軸に描かれています。読んだ子供達が自分で行動することをイメージ...
2025.03.30 00:00絵本『鳥のくらし図鑑』この絵本は身近な野鳥の春夏秋冬が描かれている作品で大人が読んでも十分楽しめる内容です。鳥達の1年の過ごし方や子育ての仕方、餌や巣の話など私も初めて知る事実がたくさん書かれていて返却されるたびに知識の復習として捲り読んでいます。
2025.03.23 00:00絵本『エルマーのぼうけん』子供の頃学校の図書館で借り弟も読みたいというので購入したのが福音館書店の『エルマーのぼうけん』でした。家の本棚の目立つ定位置にあった懐かしい作品ですが、兄弟間で初めて読み受け渡しをした作品でもあります。そんな記憶が懐かしく我が子達にも3部作全てを読み聞かせたものです。
2025.03.16 00:00絵本『みんな おそろい』初めての登園の朝、うさぎの子供が黄色スモックに黄色い通園バッグを掛け「どんな友達がいるのかな?」と喜んで園に向かいます。すると木の根元で同じ色のスモックを見つけ・・・。仕掛け絵本のページをめくると同じ色のスモックと通園バッグを手にした動物の子供たちに出会い同じ場所で同じ時間を過ごす友達の存在に気付くことができる絵本です。
2025.03.09 00:00絵本『うさぎのくれたバレエシューズ』春色の美しく淡い桜を存分に味わうことができる作品です。5年も習い続けているバレエが好きで踊りたくて仕方がないのに上達しないことに悩み続け、お正月、誕生日、七夕様にも「踊りが上手になりますように」と祈る女の子。そんなジレンマに陥っている時に山の靴屋から不思議な小包が届きます。
2025.02.23 00:00絵本『ひなまつりルンルンおんなのこの日!』今回この作品を取り上げるのには理由があります。日本の伝統的行事であるひな祭りの由来が記されていること、そしてゆずちゃん家族がお出かけすると雛飾りの人形たちが待ってましたとばかりに冒険に出かけてしまう物語が展開されていること、それに加え雛人形の飾り方や工作、ひな祭り料理やデザート作りまでもが1冊に記されていることです。つまりひな祭りを楽しんでしまえという欲張りな絵本ということになります。
2025.02.16 00:00絵本『おばけのトッケビ』今回は表紙がおどろおどろしい作品ですが子供に与える絵本は美しい作品ばかりを選ぶのではなく、内容で選ぶのはもちろんですが世界各国の作品を取り入れることや絵に力のあるもの、時には「なんだったんだろう??」という作品も読むことも私は必要だと感じています。では今回なぜこの作品を取り上げたのかというと、明日の提案記事は『間違えないケアレスミスを出さない』という学習に関係する内容になっているが、もしこの絵本の...
2025.02.09 00:00絵本『ぼくのぱんわたしのぱん』福音館書店からの初発行が1978年といいますからかれこれ47年経つ息の長い作品です。林明子さんの温かみのある登場人物たちの表情やパンのできる工程、そしてその長い行程の間に繰り広げられる子供達の騒々しさ、パンが変化していく様子と子供達の期待感、それと同時に時間経過を表す時計の時刻表示、出来立てのパンの小麦の香りから小麦畑を思い起こさせる様子などどの場面をとっても楽しいひと時を味わえる作品です。
2025.02.02 00:00絵本『おにはうちふくはそと』節分の行事には欠かせない豆まきですが、保育園や幼稚園に通う子供たちにとっては最も怖い日とも言えます。我が子供たちも幼稚園で父兄の扮する鬼に戦々恐々として泣き叫んで教室中を逃げ、先生にしがみついていた様子が思い出されます。そんな子供たちが怖がる鬼がいつの間にか悪者という意識を子供達に植え付けてしまっていますが、この絵本ではこれまでの節分に登場する鬼に対してのイメージを覆してくれる作品です。