絵本『とりのずかん』

五十音順に鳥のイラストと名前そして特徴を記してある簡単な絵本図鑑です。最小限の内容かと思えば鳥について知識のない親御さんも勉強になる絵本図鑑ですから親子で楽しむことができます。それ以上に鳥を知るということは多くのメリットがあります。

例えば「鳥はどこにいる?」「鳴き声は?」「色は?」と注意深く見ることで、細かい違いに気づく力や集中力が自然と伸びます。また「なぜ飛べるの?」「なぜ渡りをするの?」といった疑問から、生態・進化・環境との関係など科学的に考える習慣が育ちます。これは理科全般の理解にも繋がります。何より鳥の子育てや巣作りを見ることで「命を育てること」や「自然の仕組み」に触れる事ができ結果として、環境を大切にする気持ち(エコ意識)も育ちやすくなります。それ以外にも鳥のさえずりや自然の中での観察はリラックス効果があり、また「もっと知りたい」という好奇心が自主的な学び(探究学習)に繋がります。

子どもにとって鳥類の学びは観察力・思考力・優しさ・好奇心を同時に育てるとてもバランスの良い学びなのです。その手始めとしてこの作品に親子で目を通してみてはいかがでしょうか。

表紙の雀の砂遊びから少し知識をお話ししておきましょう。

鳥は砂の中でバタバタすることで羽の間にいるダニや寄生虫や余分な脂を落とし、水浴びと似た役割で体の清潔を保ちます。また砂が羽に付いた汚れや古い皮脂を取り除き、ふわっとした状態を保ち、これによって飛びやすさや保温性も良くなり羽のコンディション維持になります。他に安全な場所で砂浴びをすることで、すずめは安心しリラックスしているとも考えられています。私が小さい頃は雀の砂遊びを見ていたのですが、その様子が見られなくなった昨今だからこそ図鑑で知る事が大事だと考えます。

Baby教室シオ

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