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偉人『南方熊楠』

「南方熊楠(みなかた くまぐす)」という名前を聞いたことがあるだろうか。和歌山の人であれば「あぁ、熊楠ね」と分かる人もいるだろう。また中国革命の指導者で中華民国の建国の父と言われる孫文との交流で熊楠を思い出す人や柳田國男から彼の名前を想像する人もいるのではないだろうか。初めて彼の名前を聞いたという人のために、一言で彼の功績を言うならば熊楠は「自然と人間文化を丸ごと研究した世界的な博物学者」であり、日本の可能性の限界を探求し究明した人物である。そしてそんな才に長けた人ではあるが、驚くなかれ対人関係では目も当てられない行動に出ていた人物である。例えばイギリス留学中に大英帝国博物館の館長に激怒しその館長目掛けて2階から小水をかけたり、激論を交わし許せないと感じたら自分の吐瀉物を相手に掛け、相手が怯んだすきに殴って倒すという暴力に出たり、最も迷惑をかけたのは弟の常楠で30年以上もニートの兄のために資金援助をしたなど目を覆いたくなる所業が多く残されている。そのため彼は変人扱いされたりいかれた人物だと揶揄する人も少なくなかった。それでも現代人が彼の生き様に心惹かれ何かしら学びたいと考えているのは、今のような情報社会ではない時代に、自分の足で行動を起こし情報を集め、物事を観察しそれを真摯に受け止め、現実から逃避せずに真正面から向き合うということを強くやり通した骨太精神があるからであろう。今回彼の飛んでしまっている人生から、親として何を実践しなければならないのかを端的に述べていく。