おもちゃ『エキサイティング スロープ』
玉や車が転がる
スロープ的なのおもちゃは
各メーカーが様々なものを
商品化しています。
今回は日本一歴史のある
木製玩具メーカーニチガンの
エキサイティングスロープを
1歳半以降のおもちゃとして
教室で使用しています。
この年齢のお子さんは
歩行がまだ安定しないため
使用中に全体重をおもちゃに
のせてしまいます。
よって重量感のあることが
おもちゃを選択する鍵。
1歳前後は子供が自ら
玉を動かす遊びが重要で
1歳半以降はものを手放し
玉や車が転がり落ちる
スロープやレール遊びで
物が動く様子を見る遊びへと
切替え目と手と耳と使い
供応動作を促します。
但し速い落下運動に対して
追視が追いつかない場合には
大きめ玉のサイズが
捉え易くなります。
また手全体で握ったり
掴み応えがあるサイズ感は
発達の促しにもなります。
平らですべすべスロープと
でこぼことした部分があり
玉の動きをよく観察すると
小さな変化が見られます。
目線の先にあるスロープに
玉を載せるのが子供です。
トップの高さに玉を載せず
途中のスロープから
玉を置く事もありますが
遊んでいるとその高低差に
はたと気付きます。
どうしても気付かない場合は
地下置きにしたり
テーブルの上に置きながら
見え方の違いに気付けるよう
さりげなくフォローし
気付きの発見を促します。
ニチガンの木製おもちゃは
木肌を触っていると心落着き
眺めているだけで
ギミック(巧妙な仕掛け)的な
アンイーブンスロープは
大人の思考もワクワクさせ
子供も大人も楽しめる
日本製のおもちゃです。
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