おもちゃ『壁掛け円盤重さ遊び』

子供達は無心になり何度も繰返す単純な遊びが大好きです。このおもちゃもその部類に入り、遊ぶことで集中する時間を長くすることができます。

赤い円盤に取り付けられた紐の先には、左右それぞれに重さと数が異なる木玉がついて、どちらかを引くと回転し元に戻ることを繰返す引っ張り遊びです。

この遊びどこかで学習をしたことを思い出しませんか?

そう中学校3年生で学習した運動とエネルギー(物理)の学習です。

力の向きを変えたり、小さな力で重いものを持ち上げたりすることができる滑車です。滑車は定滑車と動滑車がありますが、定滑車は下向きに引っ張ることで重いものを持ち上げることができる学び、そこに動滑車を加えると楽に物を動かせるなんて学びでした。私の中ではかなり印象が残っていて物理好きかもって思った瞬間です。

では身近にどんな場所で使われているかと言えば・・・先ず男の子が大好きなクレーン車は定滑車と動滑車で、一昔前の井戸だと定滑車です。ではエレベーターはどうなの?このおもちゃはどうなっているの?そんなことを考えながら遊びや日常を考えると物理もなかなか面白く、興味深い学びです。

遊びが学びに変わる瞬間、学びから遊びを思い出す瞬間、そして現代の我々が使用している学びは古の人々が生活で使用していた生きるための力。そんなことを考えるとロマンを駆り立てられます。ただのおもちゃと捉えるのか、学びとして繋げることができるのかは親御さんの腕の見せ所かもしれません。

Baby教室シオ

ほんものの学び。今必要な学び。乳児期から就学期までを総合プロデュースする沖縄初の乳児のためのベビー教室です。