教具『重さ比べシリンダー』

3歳~6歳までは五感が最も発達する時期。この時期にあらゆる経験をさせ、直感で獲得したことを言葉に置き換えることで理論的思考が生まれます。

今回は重い軽いの比較対象、重さの序列、同じ重さ同士のマッチングなど子供の発達をより効果的に行う教具をご紹介.

写真のようにそれぞれ重さが異なります。木製教具ですが握る部分にはシリコン製の巻きがついており握りやすくなっています。


左右の手に一つずつ持ち直感で重いか軽いかを判断し言葉に結び付けます。言葉への結びつけはその子の理解度や発語表現の癖が出てきます。特に重さを「おおきい、ちいさい」という表現をする場合があります。このようなときには体でより重さを体感できるようなフォローをし重い軽いという言葉を使わせるよう修正を行います。


教具は同じものが2セットあり重さの比較ばかりではなく、同じ重さをマッチングさせることも行います。上の面にはマッチングを視覚で押さえることができる図形マークがついています。そのマッチングを視覚で取り出し、次に目を閉じさせて確認させたりもします。また上下を入れ替えれば視覚認知ができないため、単純に重さを感覚で捉えることができます。


教具として3歳以降に使用しますが、1歳前後にも手首と握力のトレーニングのため使用することもあります。


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