教具『植物の成長』
レッスンに通う2歳半以降の生徒さんには植物を育てることをお勧めしています。
それはなぜか・・・とにかくメリットだらけだからです。
お母様方は子育てで精一杯で植物を育てようとお思いになる方は少ないようです。水や肥料を与え、葉の剪定や害虫駆除などは大変なだと思うのも仕方のないことだと思いますが、子供の成長に軸足を置いて植物を育てると以下のようなメリットがあります。
1、種を蒔き水遣りをすることで微細運動の促しができ、役割が生まれ責任感がもてるようになる。
2、自然に目を向けることができるようになり、小さな変化に気付くことができる。
3、自分で育てたものに対しての慈しみが芽生え易しい気持ちが生まれる。
4、毎日の世話でじっくりと待つことや観察するなどの忍耐力が生まれる。
子育て中だからこそ取組んでほしいものです。そのような取組みをすることで教具を使用しても時間経過と植物の成長をリンクさせながら理解することを進めます。
子供が植物の成長を時系列的思考させます。例えば花が咲くか、枯れるかという順序で見ることやその前後を入れ替えて思考を組立てさせたりします。実際に見たことがないためにその意味すら分からない子もいます。
子供の理解や思考力は実際に花や野菜などの植物を育てることで理解します。いくら教具を使い頭で学んでも、実際に経験させた方が本物の学びになるのです。その後にこのような教具でフォローする事が必要になります。
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