教具『蝶の成長』
1歳頃から「ちょうちょ、ちょうちょ。」と指を差すくらい身近な昆虫です。その柔らかな羽の動きが子供の視線を釘付けにします。そして最近お亡くなりになったエリック・カール氏の『はらぺこあおむし』も人気であおむしを好きになる子も増えてきました。
ちょうちょに関する絵本は生態のみならず童話の中にも多用され、春から夏にかけていろいろな種類の蝶をよく見かけます。虫取りはとても楽しいもので俊敏に動くことと対象をじっくりと見る静と動の両方の能力を引き出す大変よい経験です。また昆虫を通して多くの発見やそこから生まれる好奇心探究心が集中力へと繋がります。
今年は春先のシジミチョウやモンシロチョウにはじまり、オオゴマダラ、そして今はアゲハチョウが多く庭を飛んでいます。以下の写真は生徒さんに見ていただくためにあおむしから育てたモンシロチョウです。
グロテスクな姿をしているオオゴマダラの幼虫の写真です。日本で最も大きな部類のチョウで羽を広げると15cm程になるとても美しいチョウです。今年幼虫から観察用にと育てましたが羽化に失敗してしまいました。来年こそは庭のホウライカガミに卵を産み付けてチョウになれることを願いたいものです。
脱皮も3回ほど繰り返し順調に金色のさなぎになりかけていたの・・・さなぎになる場所を見誤ったようでした。それでも彼から生きることの懸命さを学ぶ動画を撮影しました。小さな命への労りの気持ちを子供達には育んでほしいと思いご希望の方にはレッスン時にお見せいたします。
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