教具『タコの成長』

なかなかタコの成長を認知する機会はないことでしょう。よってこのフィギュアで少しでも興味を持って欲しいと思います。

タコには3つの心臓があります。中心となる心臓とエラ心臓が2つ。

そして脳が9つ。司令塔の大脳1つと8本の足にそれぞれ1つずつ。そして血は青色。

身体は全身筋肉でできており1本の足に200個の吸盤がついているそうで、1本の足で15kgの物が持てるそうです。あのくねくねぐにょぐにょとした軟体がパワフルであることに逞しさを感じます。

しかしタコには涙なくして語れぬ子孫を残すための物語があります。

タコの寿命は1~2年。一生を終える頃に一度だけの交接を行いオスは命を終え、メスは岩場の隅に産みつけた卵に新鮮な水を掛け続け、時折ブラッシングをかけながら1ヶ月余りを飲まず食わずで卵を守りきります。そして卵が孵化したのを見届けてその命に幕を下ろします。

そんな切ない物語はあのさかなクンに子供がインタビューするという機会に恵まれたときに控え室で教えてもらいました。さかなクンが魚に興味を持ったきっかけは友達が描いたタコだったなどの軽妙で快活なお話が楽しく、またさかなクンのお母様がご子息の探究心を最優先にした話にも感銘を受け、親として指針が新たにできた瞬間でもありました。

真面目さを絵に描いたような細身のさかなクンと大きな体のマネージャーさんがタコ煎餅を持って笑顔で退出された映像が思い出されます。さかなクンのお母様の話はちょこちょこ記事になっているので検索してみてください。

子供の興味がどこから生まれ広がるのか未知数だからこそ、親は確りと見極めができるような千里眼を持っておいた方がいいのかもしれません。


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