おもちゃ『アイロン&アイロン台』
4、5歳ではアイロンを使いこなせるようになるためのトレーニングを行うようにします。そのときに用いるのがおもちゃのアイロンとアイロン台です。
いきなり本物のアイロンを使用させると、アイロンをかける手の動きのマスターと火傷をしないようにするための注意力を同時に働かせなければならないために、必ず火傷をしてしまいます。よってレッスンでは必ずおもちゃを使用しアイロン掛け時の手の動きをマスターすることと、火傷を負わないように注意を促す取り組みを行います。
木製アイロンは滑りの良いもの、そしてアイロン台も軽い木製のものを使用し片付けも子供自身が行えるようにしています。おもちゃのアイロン台がない場合はダンボールなどを使用して作るという手もあります。
我が家では主人のハンカチをアイロン掛けさせることを一つのお手伝いにしていました。子供自身が幼稚園で使用するハンカチやお弁当包み、ランチョンマットにアイロン掛けをするよりも父親のために行うことの方が喜びに溢れていました。子供でも自分のためではなく、人のために働く喜びにやりがいを感じることを嬉しく感じたものです。子供の発達の中にはどの子もこのようなことが組み込まれています。チャンスを逃さずお手伝いをさせておけば見逃さずに子供の成長を感じ取ることができるのです。
さあ、今日も何か一つお手伝いをさせてみてはいかがでしょう。
0コメント