身体発達『乳児のリーチング』

乳児が目の前にあるものに触れようとするリーチングがどのようになされているかを細かにみていきます。この小さな動きを見抜く力をお付けください。


先ず視覚情報を得ることを行います。目で見たものの形やそしてものと自分自身の手までの距離感を確認しながら触ります。

見て触れたと同時に手で感覚を確かめます。砂や水、泥などは触れると状況が刻々と変化するため脳への良い刺激をたくさん得ることになります。

目で見たものの形や距離感など視覚情報と手触り、ものの大きさ、色形、硬さやその他の感覚情報を脳の中で統合していきます。

触れている間に握ろうとし硬さや重さを確かめるなど次の段階へ確認は進んでいます。

1歳を過ぎる頃には既に色々な基礎概念を日常から学び実験をしながら学んでいます。

いろいろなものを握る触覚探査の仕草が出てきたら力加減を学ぶ取組みを促しましょう。柔らかいものから硬いもの、形状記憶のあるものを握らせ押すと反発で押し返してくるもの、氷や小麦粉と水をコップに入れてスプーンで混ぜさせたりと状況が変化するものを混ぜさせると力加減が変化することを体験させていきます。最初は力加減が上手く行かず中身を溢すことがありますが、それでも脳と手や目などから得られる情報を統合させる発達は粗相を差し引いてもさせる価値は大いにあるのです。

Baby教室シオ

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