2024.10.19 00:00スナップ『物の見え方を楽しむんだ』1、2歳の子供達にとって椅子にじっと座っていられないのには訳があります。今回は子供の集中力と物の見え方捉え方について生徒さんの様子で解説をしてまいります。
2024.09.02 00:00提案『1歳児が獲得すべき集中力』1歳児の発達で目を見張るものはまず二足歩行ができるようになり、そして手に道具を持ち器用さを獲得し尚且つ初めての知恵の出現があるということです。これらの粗大運動、微細運動、そして脳の発達を更に良い方向に促すのに必要なものは集中力です。子供たちそれぞれの特性や行動に目を配り集中力を伸ばすにはどのような方法で何を使用して集中の質を上げ時間を伸ばしていくのかを親が見極めなくてはなりません。今回はこの1歳児...
2024.06.24 00:00提案『乳児の反復動作の意味』原始反射の把握反射には私たちが想像している以上に多くの情報を得て、乳児なりに「これはなんだろう?」という皮膚から得た刺激を思考することを行うようになります。把握反射が消滅する生後3、4ヶ月が脳育ての第一段階になりますが、この反射を極めるか否かにより物事を理解する思考の質やスピードが違ってきます。また原始反射への働きかけをしたからそれで安心ではなく、その後の思考への刺激を反復させることで更に脳への情...
2023.06.26 00:00提案『よちよち歩きの頃に重要な行動』首が座る、寝返りを打つ、お座り、はいはい、立ち上がり、掴まり立ちと誕生してからの1年間で驚くような劇的な発達を遂げてきますが、この発達は全て歩行に結びつくためのものです。よって歩行ができるようになってからは子供の発達が新たな次元に入っていきます。今回はその歩行ができることで同時にどのような能力を獲得していくのかを解説しながら、子供の心身の発達の促しを提案してまいります。
2023.05.27 00:00スナップ『乳児の獲得したい腰立』まっすぐと背筋を伸ばし座ることができる腰立は這うことで獲得できる身体発達で、尚且つ歩行にも深く関わってくるものです。腰に背骨を確りとのせることができないと椅子に座れてもすぐに姿勢を崩すことになり集中力も続かない、自分自身の足で長い距離を歩けない、思うように走ることができない、よく転ぶなどと課題が色々と出てきてしまいます。今回は生徒さんのご協力のもと写真でその擁立までの過程を確認してまいります。
2023.05.15 00:00提案『子供の手の癖について』レッスンをしていると集中している子供とそうでない子供の違いに気付かされます。集中力の中断を助長する行動には鉛筆を回したり転がしてたり、キャップをいたずらしたりと何気なくしている場合もありますが、意識的に消しゴムの消しかすを集めて一つにまとめようとしたり、消しゴムに鉛筆を突き刺したり、細かく割って遊び出す場合もあります。中には鉛筆や消しゴムを排除するとプリントの端を折ったり、くるくると巻いたりとあら...
2023.04.15 00:00スナップ『乳児に手を伸ばさせることの意味』今回は生徒さんのとても意義あるショットが撮れたのでその写真を見ながら私がなぜお母様方に「乳児に手を伸ばさせなさい。」と伝えているのかを解説していきます。写真は8カ月の生徒さんです。目の前にあるおもちゃをどんどん手で払い蹴散らしながら遊んでおられるそうで「おもちゃを痛めつけているかの如くすごい勢いなんです。」とお母様はおっしゃっていました。まさしく乳児自身が手で払ったものがどのように広がり転がり、ど...
2023.03.11 00:00身体発達『腹這い運動と寝返り』乳児が腹這いをするようになるとやがて自らの意思で全身に力を入れ筋肉を緊張させ、そして一気に脱力する弛緩を繰り返すようになります。これができるようになることは脳発達したことを意味しており、それを何度も繰り返すことで瞬発力が育ちやがて寝返りができるようになります。今回はその寝返りの様子を取り上げます。初登場の生徒さんはフェイスシールドの私にも慣れて来たのか笑顔を投げかけてくれるようになりました。これか...
2023.02.06 00:00提案『子供の自信の構築と崩壊の発達』1歳のお誕生をお迎えになる前後くらいから子供たちは難しいことに取り組むことが急激に多くなり、上手くいかないと愚図ったり怒ったり、やりかけのものを放り出して次のものに取り掛かったりといろいろな行動をするようになります。何でも自信を持ってやり遂げていた0歳の乳児期から幼児期の入口に差し掛かる1歳児の子供達は自信の崩壊に入り込むことになります。今回は子供ができないことに戸惑い心が折れそうになるこの時期に...
2023.01.28 00:00提案『乳児の視覚と感覚統合』誕生後すぐに脳の発達が開始されんますがその時に乳児が行っている最も重要なのが感覚統合です。感覚統合とは乳児が自分自身の周りで起こる環境下で得た様々な刺激や体から受け取る多くの刺激を調整し処理する能力のことを指し、その全ての感覚が脳処理されていき脳発達へと繋がります。昔の日本では大家族の中で乳児は育ち、家族が日常的に乳児の周りを行き交う様子を頻繁に見てその音を聞いて感じて感覚統合をし、また日本古来の...
2023.01.08 00:00絵本『赤ちゃんのわらべうたあそび』幼児や小学生を対象としたわらべうたを取り入れた取り組みについて耳にすることもありますが、実は生後間もない頃から親御さんにこの絵本を手に取ってもらい、子どもへの働きかけを早い段階からわらべうたを取り入れて実践してもらうことが母子の愛着形成にに良い影響を与え、乳幼児の身体発達も順調に進める事ができます。今回はそれらを実践できるこの本を取り上げます。
2022.12.16 00:00偉人『アンナ・パブロワ』アンナ・パブロワ、彼女が8歳のクリスマス・イヴの晩、貧しい生活を送りながらも母は娘を連れ帝室マリインスキー劇場で行われている『眠れる森の美女』の観劇に出掛けます。その日が19世紀を代表するバレリーナ アンナ・パブロワが誕生した日と言っても過言ではありません。