教具『フェルト格子編み』
今日取上げる教具は手先の器用さを高めて洗練された手の動きを獲得し、配色を楽しむことができる格子編みの教具です。昨今はいろいろな場所で売られているので入手は容易に行えると思いますが、お母様の手作りフェルトで配色遊びを楽しんでおられる生徒さんもおられます。
この取組みを行う前には確りと紐通しの取組みを行い、その後色画用紙を編み込んでから使用します。土台には縦に等間隔に切れ目を入れたフェルトを使用します。
色彩り彩りの太さをそろえたフェルト帯を準備します。長さは上記の土台のフェルトの横幅よりも左右余るように長めにしておき、仕上がりの後始末ができるようにします。またフェルトは引っ張ると伸びてしますので両サイド1~1.5cmずつ土台から飛び出し余る程度にします。
フェルト帯を差し込んでいきます。以下の写真は掲載用に3本同時に通していますが、実際上から1本ずつ差込んでいきます。
配色をいろいろ考えながら編んでいくとオリジナリティーな作品が出来上がります。写真のフクロウは3才の生徒さんが作ってくれたものです。真っ直ぐに差し込んでいるだけの編み込みから次第に曲線を意識して編み込んでいることが分かります。
他にもいろいろな種類があります。さまざまな形のフェルトと色彩豊かなフェルト帯を準備して発想豊かに美的センスを養ってほしいと考えます。
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