おもちゃ『 時系列パネル』
時系列の学びは特に力を入れて項目こそ設けてはいませんが乳児からスタートしています。お母様にオムツ替えや衣服の着脱時に実況中継のように何をしているのか、次はどのようなことをするのかを語りかけながら行うことを指導し、また2歳児から絵本を活用して視覚認知ができるよう時系列の学びをスタートさせています。本格的に時系列の学習を行うのは個人差はありますが3歳からです。
ある程度の理解が進んだときにこの日本では入手困難なドイツのおもちゃを使用しています。
6枚のパネルカードで1つの時系列が完成します。全てのパネルカード24枚の中から女の子が着替えをするパネルカードだけを抜き取ります。順番通りに並べ替えをしてからカードとプラントを差し込み繋いでいます。
一辺5cmのプラスチック製のパネルカードをプラントのサイドから差し込み、スライドさせて順序通りに繋いでいきます。
真上から見るとこのようになります。
手先が器用でなければ繋いでいくことが難しいと言えますが、手の力を抜いて差し込むようにして下さい。もし力任せに差し込もうとする場合は破損に繋がりますので差し込まずに並べるだけにして下さい。万が一破損した場合は日本での購入ができませんので十分ご注意下さい。
男女児の着替えの他に男児が朝起きてから身支度をするまで、女児が夜になり着替えてベッドに入るまでのパターンがあります。先ずは差し込む前に並べて順序が正しいのか絵の細部にまで注意をして並べます。その後確認をしながら差し込んで繋いで下さい。実は男の子が目を覚まして身支度をする写真に間違いがあります。この些細な間違いに気付くことができれば注視力が育っているといえます。
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