絵本『星ぼしの旅』

私の大好きな本サン=テグジュペリの『星の王子jさま』読めば読むほど新たな発見があり、大変奥深い作品です、その星の王子さまが導き役としてこの絵本『星ぼしの旅』に登場することを興味深く思い手にしました。

第一印象は子供が天体に興味を持った頃一緒に読むことができたらなんと良い時間を過ごせただろうかと実に残念に思いました。星や天体に興味を持ち始める年長児以上にお勧めです。

目次は太陽系を中心に構成され、それぞれのページを読みながら位置を確認するのにも使用できです。

先ずは星の王子さまの引用とともに地球に一番近い月から星の王子さまに導かれ話が展開されていきます。月の無機質な美しさを写真で確認しその特徴を押さえた文章が続かれています。

そして星の王子さまは月から太陽系の惑星に立ち寄り銀河系へと旅を続けます。この本の至る所に「目には見えないけれど」というワードが出てきます。星の王子さまの物語の中で「一番大切なことは目には見えない」ということを学んだ星の王子は悲しい結末を迎えるのですが、この絵本で天体や星々を学んだ後に地球へと戻ってくる結末は、地球に住む人間がもっとも大切にしなければならないことは何かをそれぞれ考えてみようと間接的に訴えかけているように感じるのです。

先ずは絵本中に出てくるさまざまな天体の旅をしながら多くを知り、実際の夜空を眺めることをしてみてはどうでしょうか。

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