提案『恐竜を知ることの薦め』

幼児になると男児は体の大きなものや力の強いものに憧れを抱くようになります。そしてその対象になるのが恐竜や戦隊モノだったりします。私がお勧めするのは恐竜を深く知ることなので子供にどのような刺激を与えるのか提案をしていきます。

幼児期はゴールデンエイジと言われ見聞きしたことをものすごい勢いで吸収していきます。そしてそれを深掘りできる時間も心理的余裕もたっぷりとあり、感性も豊かな時期なのです。

1、記憶力を鍛える

恐竜は今までに800種類以上発見されていますが、これからまた多くの発見があり数を増やすことになるでしょう。というわけで無類の恐竜好きになれば貪欲にその数を増やしていき、自然と大量の暗記が行えるようになります。


2、情報の分析と処理能力の強化

恐竜をさまざまな切り口から分析し分類することが好きになります。例えばを持つ角竜や剣竜、肉食に草食、ジュラ紀や白亜紀などの生きた時代別など自ら得た知識を用いて分類し、知り得た情報を頭の中で整理する条処理能力を高めることができます。


3、図鑑や絵本に夢中になる

好きこそ物の上手なれとはよく言ったもので絵本がさほど好きでない子供でも好きなものという切り口から絵本を選択すると楽しんで読んでくれるものです。そして何度も読み返すことで新たな発見をし知識を更新していくのです。



4、活字を覚える

恐竜に至ってはカタカナをいつの間にか覚えていたということはザラです。中には図鑑のページで数字読みを進めている子供もいます。図鑑を調べる索引の使い方を覚えたり、恐竜カルタを使用することでひらがなを覚えたり、読み手の声に傾聴し集中することができるようになります。


5、想像力豊かになる

すでに絶滅している恐竜ですから大きさや色形をイメージすることで創造性が豊かになります。大きさについては実際の展示物で実物大を知り、興奮冷めやらぬ状況で矢継ぎ早に知っている情報を伝えたりもします。また恐竜の大きさを表す全長何メートル、体重何トン、羽を広げると、歯の数何十本などと空間や数量を表す認知力を高めることもできます。


6、宇宙や地球に興味を持つ

恐竜がなぜ絶滅したのかを知ると地球を中心に宇宙への関心が高まります。そうなれば好きなものを中心とした点の知識から線を描くように興味をどんどん広げることができるようになる経験を積むことができます。


7博物館が身近になる

博物館などでの展示を見ることにより知ることへの労力を楽しむことができるようになり、専門家の手による展示方法に多くの刺激を受ける機会を得ることになります。



8、絵や工作で表現する

大好きなものを自分の手で作り上げたり描く事を楽しむことができます。工作につては明日2022年8月30日簡単工作『恐竜』を取り上げます。併せてご覧下さい。


子供の頃に何か一つでも夢中になりとことん調べる経験をすることで多くの力を鍛えることができる経験は、時間のある幼児期にとことん行いあらゆる力の土台を作っておくことをお勧めします。この経験をしている場合とない場合とでは雲泥の差が出てくることを実感しています。

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