簡単工作『お花見団子』

春ですね。日本全国から桜満開の画像が続々届いて目の保養をしている日々ですが、あるお子さんから「桜の花より団子が好きだって意味の言葉はなんだっけ?」と質問を受けました。それはもう「花より団子」と教えてあげると、「花男の主人公は誰だっけ?」とまた質問。「今の大河の松潤じゃなくて、その前の鎌倉の人・・・小栗旬だ」などの話を自己完結しながらインプットした情報を引き出す作業を余談話として行いました。子供の自由な発想や空想、記憶の引き出しをタネに工作の決定が日々なされています。というわけで今回はお花見団子を簡単に作ります。


材料は団子の色となる色画用紙3色、お菓子の空き箱の厚紙、持ち手となるバー、ハサミ、のり、速乾ボンドです。


それでは作り方を説明します。お菓子の空き箱を展開し折り重なりがある部分を活用して団子のベース部分をカットします。

アイスバーなどの持ち手を活用すると完成後の持ち手が安定して長持ちします。色画用紙やお菓子の箱などで作ると手持ちとしては弱く壊れやすくなります。


あとは団子の大きさに色画用紙の3色を裏表分の各2枚、計6枚準備し貼り合わせると完成です。お花見団子の串内の順番には意味があります。持ち手から一番遠い部分は桜の蕾を意味する淡いピンク色、中央は桜の白い花びらを意味し、黄緑色は桜の散った後の若葉を意味しています。その説明をしながら桜の開花から散りゆくまでの変化を色にまで表現している日本の繊細な季節を捉える美意識を感じながら遊びに繋げてください。


今回は直径4cmの団子の大きさにしました。大きさを変えて大中小、または大きさの異なるものを5つほど作成すると大きさの序列を学ぶことができるでしょう。

別案として手先の動きを促すのであれば、厚手のダンボールで団子の台座を作り、串を刺すという動きを目的としたお花見団子を作成してもの良いのではないでしょうか。

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