手仕事『アイスクリーム クーパー』

子供達が大好きなアイスクリームですが、あまりたくさん食べて欲しくないという時に使用していたのがこのアイスクリーム クーパーです。なるべく甘いものは食事の後にほんの少しというのが我が家の定番でした。なので今回使用するクーパーの量で満足するように躾けていたのです。


ハンドルタイプのディッシャーはアイスクリームを掬った後、簡単に容器に載せることができ尚且つ形が統一しているのですが、我が家は毎回形が変化するクーパーを使用させていました。綺麗な球体ができることもあれば歪になる時もあり、どのように掬えば上手くいくのかを考えなければならず思考を促していました。毎回形が変わるその刺激が脳育てには良いという狙いの道具選びでした。

アイスクリームを掬う前にクーパーをお湯の中に数秒潜らせて使用すると表面は滑らかになり掬い安くなります。アイスクリームが固すぎるとクーパーを差し込むのが難しくなり、柔らかすぎると直ぐに溶けてしまうなどアイスクリームの状態を変えることもまた脳への刺激になります。


ただ掬ってカップに載せて食するのも美味しいのですが、色々なソースをかけたりナッツをのせたり、エスプレッソをかけたり色々なアレンジをしてみて下さい。

私の思い出のアイスクリームはイチジクと子供の頃からおやつとして与えられていた Ligo のレーズンをラム酒につけていたものを刻んで混ぜた味です。初めて舐めさせてもらった芳醇な香り広がるアイスクリームにアメリカ人はこうやってアイスを楽しむんだと衝撃を受けたものを再現。また濃いめのエスプレッソコーヒーをブラジル帰りの叔父がかけたものもたまに思い出して懐かしく思っています。子供の頃の衝撃は半世紀経っても忘れることができません。皆さんのお子さんも日々の瞬間瞬間を刺激として心にそして五感に刻んでいることでしょう。

最後の苺のせは子供達がこんなデザートが食べたいと考えて作っていたのを再現してみました。私の思い出の中には記憶として残っているのですが、子供たちは完全に忘れていたトホホ・・・なデザート再現となりました。そして「苺だけでいいのに」という衝撃発言。思い出は時にほろ苦いものです。皆さんには甘い甘い思い出をたくさん残して欲しいと思います。

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