おもちゃ『さくらもち』

和菓子には四季折々の彩りや形、日本人特有の思いが織り込まれ、作る側の職人さんの繊細な技が盛り込まれ美しさと美味しさを感じます。私が留学中は餅の柔らかさや豆の甘い和菓子を敬遠する外国の友人は多くいましたが、昨今は和菓子の美味しさに目覚める外国の方々も増えてきたように思います。洋菓子好みの日本人も多くなりましたが行事や四季折々に触れて和菓子に目を向ける日を多くしてもいいかもしれません。

4月になり最初に取り上げるおもちゃは春をイメージするこの和菓子の桜餅と昨年から決めておりました。このおもちゃは木のおままごとを多く販売しているウッディプッティの商品です。今にも桜の葉の塩漬けの香りが漂ってきそうな葉を纏っているリアリティおもちゃです。

うっすらと淡いピンク色の桜餅は手に取るとつるつるとした触り心地の良いマグネットタイプです。

桜餅を割ると薄皮の中にあんこがぎっしりと詰まっている表現がなんとも繊細さと美味しさを想像することができます。桜餅も関東と関西では異なりますがこのおもちゃは関東風の長命寺を模していると思われます。

桜の葉はしっかりと縫い付けられた状態なのですぐに本体の桜餅を葉の輪に滑り込ませることができます。

ときにおままごとは家の中だけではなく屋外の桜の木の下でこの桜もちを手にしながらお花見をするイメージを膨らませておままごとができたら素敵な時間が送れることでしょう。

Baby教室シオ

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