簡単工作『カラフルパラソル』

今週あたりでそろそろ梅雨明けの足音が聞こえてきそうですが、梅雨末期の大雨の状況を想像すると雨との二人三脚はもう数日続きそうな気がしないでもないです。というわけで今回の工作は色画用紙で作る雨傘です。


準備するのは好きな色の色画用紙、サークルカッターまたはハサミ、速乾ボンドに接着を促すクリップです。私はサークルカッターを使用するので円形を作るのは簡単ですが、無い場合はコンパスを使用するか、丸い容器や瓶詰めの蓋などで型を取るなどして下さい。


それでは下準備をしたら以下の順に傘の小間部分を作っていきます。

色画用紙を今回は11色使用していますが、1色またはプリント柄の折り紙などを使用して作成することもできます。折り紙の場合には紙自体が薄いので貼り合わせると膨らみが出らずきれいな形にはならないので、2〜3倍以上の枚数を使用した方が良いでしょう。


次に傘の小間部分ができたら傘の軸となる中棒を作り、小間と接着します。


中棒は長めにし持ち手のハンドルを曲げて輪ゴムで固定します。曲線の型がついたら輪ゴムを外し適度な長さで切り落とします。

工作は単なるモータースキルを獲得するためのものではなく、ものづくりを通してイメージしたものを形にするために脳をフル活用させること、ものづくりの楽しさを獲得するという意味も含まれています。勉強だけを優先して学力を上げて医学部にはいたもののあまりの不器用さから手術を要する専門医になる事を断念したとの話を耳にすることもありました。極度の不器用さがあったのだろうと思いますが、手先は第2の脳と言われる部位です。そのようなことから手先を確りと使い脳への刺激を確りと促すことで、脳発達のみならず手先の器用さ、達成感、創造性も養われ心身ともに大きな役割を担っているのが手です。是非就学前の幼児期にはとことん指先や手を使う事を促しましょう。

Baby教室シオ

ほんものの学び。今必要な学び。乳児期から就学期までを総合プロデュースする沖縄初の乳児のためのベビー教室です。