手仕事『豚肉ミルフィーユ』

今回取り上げるのは父の日を前にお父さんの好きな豚肉を使ったメニューをというリクエストに応えることにました。本来はお父様の好きな三枚肉をお考えだったようですが、今月から電気料金が４割アップもするとで短時間にできるとありがたいということでした。父の日のスペシャル、子供とできるもの、ランニングコストをかけずということで思いついたのがこの料理です。

今回用いるのはまさしく自らの手。生徒さんがいろいろなものをくるくると巻くことが上手になってきたので今回は豚バラの薄切りを手で巻いてもらいます。この料理は焼いて良し、鍋にしても良しのその日の気分でどちらかを選んでもよろしいかと思います。またお子さんに豚肉を触らせることが気になる方はベーコンを使用してもいいかと思います。

材料は豚肉、大葉、片栗粉、ハーブソルトまたは塩胡椒です。豚肉にハーブソルトを確りと振るので副菜のオクラとカボチャを味付けなしで添えました。薬味は白髪ネギと茗荷、大葉です。

以下の手順で作って焼いていきます。

焼くときには豚から油が出るので油を敷かずに焼いていきます。またふんわりと仕上げたい場合には少量の日本酒で蒸し焼きにします。豚肉なので確りと火を通してください。

焼き上がりにカットすると写真のようになっています。ポン酢や大根おろし醤油、紫蘇ドレッシングをかけても美味しいです。その場合には下ごしらえの塩をお控えください。また新玉ねぎが出る頃に玉ねぎに豚肉の薄切りを巻いてオーブンで焼くのもヘルシーで美味しいです。お試しあれ。