絵本『おばけのトッケビ』
今回は表紙がおどろおどろしい作品ですが子供に与える絵本は美しい作品ばかりを選ぶのではなく、内容で選ぶのはもちろんですが世界各国の作品を取り入れることや絵に力のあるもの、時には「なんだったんだろう??」という作品も読むことも私は必要だと感じています。
では今回なぜこの作品を取り上げたのかというと、明日の提案記事は『間違えないケアレスミスを出さない』という学習に関係する内容になっているが、もしこの絵本のおばけのトッケビのような詰めの甘さがあると・・・の視点で作品を選びました。
トッケビ・・・というと韓国ドラマの『トッケビ〜君がくれた愛しい日々』を想像するお母様もおられるかも知れませんが、そんな美しいトッピゲの物語ではありません。トッケビとは朝鮮半島に伝わる精霊、妖怪で沖縄でいうところのキジムナーに近いのかな?と色々空想しますが、この作品のトッピゲは人の命を奪ってしまう妖怪です。しかしその妖怪も詰めの甘さから失敗をしてしまいます。その失敗から棚からぼたもちをもらった主人公は・・・美しい人生が手に入るかも・・・作品を手にお読みください。急展開に物足りなさも感じるかも知れませんがそこは想像や創造で豊かに楽しんでください。
最後に「先生の音楽の幅は広いのですか?」とのお話があったのでそのリクエストにお答えしてトッケビにちなんだ素敵な曲をご紹介します。先の韓国ドラマ『トッケビ〜君がくれた美しい日々』の挿入歌で韓国R&BシンガーのCrushの歌う『Beautiful』がとにかく美しい曲です。R&Bといえば激しいビートに乗せてリズミカルにブルースやゴスペルを歌い上げるイメージが強いのですが、この作品はメロディも歌詞も素敵で私は私の人生に美しさを与え続けた父への感謝と敬意を表しオマージュとして歌詞を考え聴いています。このブログを読んだ後に検索し一度聴いてみて下さい。
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