手仕事『文旦サラダ』
先週の『いちごサラダ』2025年3月19日記事をお読みになったお母様から「高知の文旦をどうぞ」ということで嬉しいご厚意にお返しとして急きょ記事を『文旦サラダ』に差し替えることにいたしました。土佐を代表する果物というだけあってナイフで切れ目を入れ、皮を剥き始めると爽やかな香りがキッチンに広がり、早春の香り漂う中で楽しく作ることができました。
今回は折角の頂きものの文旦なので果肉を取り出した後の皮を器にして盛り付けたいと思います。では早速カットします。文旦の下半分を器として使用するので円周に沿って切れ込みを入れ、スプーンを軽く差し込んだ後指を入れて皮から実を剥がしていきます。
みかんの果肉を包んでいる白いじょうのうを丸ごとお腹を整えてくれるペクチンや毛細血管を丈夫にしてくれるヘスペリジンがあるのですが、今回は見た目を重視して果肉部分だけにします。
今回は文旦に合うドレッシングとしてまだ記事にしていない手作りの『人参ドレッシング』を取り上げます。使用する道具は後片付けが簡単なブレンダーですが、ミキサーやフードプロセッサーでも構いません。ブレンダー、ミキサー、フードプロセッサーもない場合には時間がかかりますがおろし金で擦りおろしても構いません。ただし舌触り感があるドレッシングになります。
人参ドレッシング用の材料の人参80g、りんご80g、水にさらした玉ねぎ15g、薄口醤油60cc(白醤油が美しく仕上がります)、みりん30cc、すりごま15g、塩胡椒(味調整として)、米油100ccです。油はなるべくクセのないエサンテ(植物油)、塩胡椒を適量ご使用ください。新玉ねぎではない場合には辛味がかなり出てしまうのでため少量にするか、スライスして水にさらしてからご使用ください。またみりんがない場合には蜂蜜や砂糖に置き換えることもできますので少量ずつ加えお好みの味に整えると良いでしょう。また大人向けにりんご酢を50cc、ニンニク1かけ、アンチョビ少量を加えることもできます。
野菜を全て小口切りにします。米油以外をボールに入れてブレンダーで撹拌したら味を見て塩胡椒で整えます。舌触りを滑らかにすると子供達はよく食べてくれます。最後に米油を入れたら完成です。
このドレッシングは添加物が一切入っていないので冷蔵保管で1週間を目安にお召し上がりください。サラダだけではなく蒸し鶏やハンバーグに掛け和風にしても良しです。
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