提案『イースター工作を楽しもう』
復活祭のイースターを可愛さから入っていく日本人の方も多いでしょう。しかしキリスト教を信仰している方からするとクリスマスに並ぶ大切な行事です。教会での礼拝を終えた後に家族と食事をしたり、イースターエッグハントを楽しんだりするそうです。卵は命の誕生を表し、ウサギは一度に多くの子供を産むことから出産や豊穣を祈る意味があるそうで、単なる可愛さや楽しさを楽しむよりも敬意を払ってその意味を確認しても良いのではないでしょうか。
今回はイースター工作で素敵な時間を過ごす提案をしてまいります。
1、クレヨンでたまごを描く
1歳半から2歳前半の生徒さんはぐるぐる描きを、2歳後半や3歳の生徒さんは卵の色塗りに挑戦してみましょう。ぐるぐる描きは多くのクレヨンを使用しぐるぐる描きでお皿やたまごを描き、卵は白や薄だいだいという色概念を排除して色彩豊かな卵の色塗りを促してみてください。
2、たまごに模様を描く
3、4歳の生徒さんはたまごを画用紙に描き、発想豊かに色々な模様を描くことを楽しむこともしてみましょう。アイディアが溢れ出てくるためには形をイメージしたり、模様ではなく動物や花、好きなキャラクターなど描いても良いでしょう。ある程度イメージしたものを描き切ったら家の中や絵本などからヒントを得て思考力やイメージ力を鍛えることもできます。捻り出すことが子供の発想を広げることになります。
3、立体のたまごを作る
こちらは線対象の学習を活用し色画用紙を用いて立体的でカラフルなたまごを作成したものです。このたまご工作は七夕飾りでんでんに変化させることもできます。今年の七夕工作ででんでんの作り方の記事をアップを予定していますので挑戦されてみてください。また学習のみならず工作もですが、一度習得したものを活用してアレンジする力をつけることも応用力の獲得です。工作と侮らず学習や生きるために必要な基礎を土台に応用する力をつける一つの取り組みとして心に留めて子育てに活かしてほしいと思います。
4、紙皿でうさぎを作る
2024年4月9日『イースターうさぎ』で取り上げた紙皿を用いた作品です。作成した生徒さんは玄関の内扉に飾り幼稚園に登園する朝に「いってきます。」と声を掛けて出かけるそうです。工作がこのように挨拶という重要な躾に活かされていることにお母様の発想の豊かさやお子さんの素直さが嬉しい喜びとなりました。この工作についての関連記事はこちら。
5、ペーパーナプキンうさぎ
高級レストランに行くとテーブルやお皿の上に折りたたんでいるナプキンやホテルのベットやバスルームにタオルを畳んで置かれていることがありますが、今回はペーパーナプキンを用いてうさぎを折ってみました。この作り方は明日の簡単工作で取り上げますのでイースター当日のお食事にテーブルの上に置いて華やかさの演出をなさってみてはいかがでしょうか。関連記事はこちら
また別のペーパーナプキンでゆで卵をくるっと巻いてうさぎに見立てても良いでしょう。今回は紙粘土をたまご型に丸めて巻き付けてみました。紙粘土をくるくると手のひらで回しながら色々な形や大きさの卵を作りうさぎの愛らしい顔を描いてもみるのも表情があって楽しいかもしれません。
6、折り紙じゃばらうさぎ
じゃばら折りができるようになれば簡単にこのウサギを作ることができます。イースターでは木の枝に卵を飾る装飾も行われるので紐をつけて吊るして楽しむこともできるでしょう。この作り方の関連記事はこちら
7、イースターエッグへの装飾
昨今は3月中旬頃になると100円ショップでデコレーション用のイースターエッグが販売されています。それを用いてもの作りをしている写真を取り上げます。
下の写真はトールペントの絵の具を使用して模様を書いていますが、プラスチック製だと普通の絵の具ではペイントができないのでできるだけポリスチレンの材質かのものをお選びいただくか、実際の卵の中身を出し切って使用することもできます。
こちらはペイントではなくシールやデコパーツなどを用いて装飾をしています。これは小さな子供たちでも親御さんと一緒に楽しむことができます。
これ以外にも工作アイディアがありますのでまた来年度アナウンスできればと考えています。
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