手仕事『滑らかたまごサンド』

イースターに関する工作をしていると妙に卵が頭から離れないという現状から今回は滑らかな卵サンドを取り上げます。たまごサンドは色々なスタイルがあるので今回はオーソドックスなスプレッド(パンに塗るの意味)のたまごサンドですが、口当たりが滑らかなものになります。またイースターということもあり最後に人参に見立てたパプリカたまごもご紹介します。

今回使用する道具はドレッシング用ホイッパーとスパチュラ、サランラップです。

材料はいたってシンプル。たまご3個、牛乳15cc、マヨネーズ30g、食パン2枚、からし、バター10g、砂糖と塩一摘みずつ、パプリカと他のサラダ用野菜です。からしはお子さんには不向きです。ただし親御さんにはからしバターを塗っていただきたいです。井泉のカツサンドにもからしバターが塗られているのでそれをヒントに塗ってみると格段に美味しくなりました。


まずは黄身と白身に分け、黄身を粉々にし白身をできるだけ薄くスライスしておきます。


皆さんがいつも作っているたまごサンドと何が異なるのは何かといえば、スプレッドのベースとなる卵黄をできるだけ粉々にし牛乳を加えマヨネーズなどで伸ばしやすくします。そしてマヨネーズを加えたらとろとろになるまで混ぜ合わせます。

その出来上がったスプレッドにスライスした白身を加え混ぜ合わせます。薄くスライスした白身が滑らかなスプレッドを邪魔しないのでここは面倒でも薄切り白身にしてください。お子さんの舌触りに刺激を送りたいのであれば、スライスしたものと乱切りの白身の両方を準備して比べさせても良いのではないでしょうか。

パンに塗るバターは私のお気に入りトップバリューの発酵バターを使用しています。柔らかいパンに塗るバターはパン生地の目を潰さないように柔らかくしておかなければなりません。常温に出して潰す手間が省けることとの発酵ばたーなので濃厚だからです。お子さんにはバターだけでも良いのですが、ほんの少しからしを入れたもので味わいの違いを脳に刺激として与えても良いと私は考えます。子供の脳に刺激を与えることの重要性をここで実践してみてはどうでしょうか。


食パンの中央に盛り付けてもう一枚の食パンをふわっと載せラップで包みます。ここでフルーツサンドのように強く巻いてしまうのではなく、ふんわりと包んで滑らかなたまごサンドを召し上がって欲しいと思います。包んだら気安くするため冷蔵庫で10分ほど冷やした後に切ってお召し上がりください。

作ったたまごのスプレッドは皮を剥いたパプリカに載せて、うさぎに見立てた人参をサラダのメインにしてみました。たまごのスプレッドの上にスナップエンドウを細切りにしたもので葉をイメージしました。これを作るだけでも手先のファインモータースキルを使う事になります。イースターの日の朝ごはんや遅めのブランチにいかがでしょうか。

滑らかなたまごサンドと白身のごろごろとしたもの、パンにバターだけを塗ったたまごサンドとたまごサンドの中に存在するからしを味わうなど刺激探しをしてみてはどうでしょうか。

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