手仕事『しそ味噌』
大葉と呼ばれる青い紫蘇は温室栽培で一年中手に入るようになりましたが、旬の季節は5月から8月にかけてでビタミンKとEを多く含むみます。またジメジメとした時期にこそβーカロテン含有率がとにかく高い大葉を食して体内の活性炭素の除去をするのでこの時期に多く摂取すると良いでしょう。今回取り上げるしそ味噌は料理にも活用できますが日本酒のあてになると主人は大葉の香りを楽しんでいます。子供が小さい時に夕食の準備が間に合わずお腹空いたよと言われた時にもきゅうりやキャベツにつけて食べさせてもいました。そんな我が家のお助け一品です。
使用する道具は木べらとマドラーです。子供達には利き手じゃない手で道具を使用させることもお忘れなく。
材料は大葉20枚、味噌100g、みりん15cc、砂糖10g、ごま30g、白太ごま油5cc、生姜10gですが、お好みでニンニクを足しても良いでしょう。大葉の風味を味わいたい場合は生姜やニンニクを入れないようにしましょう。
水洗いし水気を切った大葉を細かくカットします。カットした大葉を鍋に移すときに子供にめいいっぱい手を広げて掴むこともさせてみましょう。大葉の手触りや手に移った大葉の香りを楽しんでほしいと思います。
先ずボールにみりんで味噌をのばし生姜を入れて一混ぜします。
少量の白たいごま油を熱した鍋に溶いた味噌とみりんそして砂糖と生姜を入れて一煮立ちしたら大葉を入れ、最後に胡麻を入れて完成です。
しそ味噌はご飯やパンにきゅうりに漬けたり、刺身にのせたり太刀魚や刃物酢味噌和えにも応用したり、ささみやサワラなどの焼き料理の味付けとしてアレンジができます。
少々時間が経つと大葉も色が変色しますが味には変わりありません。大葉の風味を子供の頃から味わうことができたら食の良い刺激を与えることができると思います。
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