手仕事『赤紫蘇ジュース』
初夏を代表する赤紫蘇は梅が出回る時期にしかお目にかかれない野菜であり、漢方にも活用されている見た目はただの葉っぱですがしっかりとした栄養素が含まれています。抗酸化作用の強いビタミンCをはじめとするビタミンAやカルシウムも多く含まれています。
夏の疲れや免疫力を高めるために我が家では期間限定の食前にいただきます。そのまま氷やお水、炭酸水などで割ったり、砂糖を控えた赤紫蘇ジュースに少しゼラチンを入れて固め煮凝りのようにしお刺身といただくこともありますし、お子さん向けには砂糖を入れた赤紫蘇ジュースを使用してゼリーのように召し上がることもできます。
材料は赤紫蘇200g、青じそ3、4枚、上白糖または氷砂糖を120〜150g、ザクロス酢200cc、ミネラルウォーター1000mlです。煮凝りにする場合は砂糖は入れず塩を入れます。
1、赤紫蘇の葉を茎から摘み取ります。
2、赤紫蘇をよく水洗いをします。土やその他の汚れを振り洗いで3〜4回行います。揉み洗いをしてしまとエキスが水に溶け出てしまうので気をつけましょう。
3、水気を完全に切りるために我が家ではサラダスピナーを使用します。
4、大きめの鍋にミネラルウォーターを入れ沸騰させ、赤紫蘇の葉と青紫蘇の葉を入れて中火で15分ほど煮出して色を出します。
5、赤紫蘇は煮出すと緑色に変わりその葉を取り出しておきます。
6、煮汁をザルで濾し再度鍋に移し替変え、砂糖120〜150gをお好みで入れ砂糖が溶けるように弱火にかけます。
7、一般的にはクエン酸またはリンゴ酢やレモン汁を入れますが、我が家では独特の赤紫蘇の香りが苦手な人がいるためざくろ酢を入れます。
ざくろ酢を入れずともそのまま召し上がることもできます。煮汁と砂糖だけのものは黒めの色で少々芋の香りのような独特の香りと甘み味があります。
8、その後完全に冷ましてから煮沸した保存容器に入れ冷蔵保存で約2ヶ月ほどもちます。
炭酸水で割っても美味しくいただけます。
煮出した赤紫蘇はふりかけにします。塩30gで揉んで水分をできる限り絞り、クッキングシートの上に重なりが無いよう広げ、600Wのレンジで3分を3〜4回繰り返し水分を飛ばします。毎回水分を飛ばした後に混ぜて再加熱します。カラカラになったらミルミキサーにかけてできるだけ細かく粉砕し塩を加え味を整えたら出来上がりです。おにぎりにしたり、サラダドレッシングに混ぜ込んだりしてお召し上がりください。
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