絵本『赤鼻のトナカイ』

先日11月5日に発行されたばかりのこの絵本、「わぁー見つけた!」と思わず手に取りました。と言うのも子供の頃幼稚園の本棚に英語版のこの絵本があったのを覚えていたからです。子供が小さい頃クリスマスソングの定番として歌っていた歌の原点であるこの作品を探したことがあります。残念ながら日本では探すことができずにいたのですが、なんと日本では発行されていなかったのです。

「素敵な意味の深い絵本なのに・・・」なぜ日本の出版社はその良さに気付かないのかと20数年前にそう思っていました。

「真っ赤なお鼻のトナカイさんは いつもみんなの笑いもの でもその年のクリスマスの日 サンタのおじさんが言いました・・・」で始まるクリスマスソングの『赤鼻のトナカイ』はこの絵本の殻誕生したものです。

赤く大きな光鼻を恥ずかしいと思っていたトナカイルドルフは、茶色の小さな鼻を持つトナカイたちに揶揄われるたびに心傷ついていました。しかしみんなとの違いが光になり自身kxにつながる瞬間がサンタクロースによってもたらされます。みんなと違うと言うことが素敵なことなんだ胸を張っていいんだよ、個性なんだよと教えてくれる作品です。

アメリカの良き時代を彷彿とさせる優しい色使いと挿絵の作品です。この作品が生まれたのにも実は作者の娘さんと奥様のもう一つの物語が隠されています。クリスマスだからこそ人に寄り添うこの作品を子供たちに届けてほしいものだと感じています。

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