スナップ『左右を学ぶ』

子供たちとの学びは楽しくなければならないということを持論にしていますが、特に本格的学習に入る前の年中以下の幼児は『笑い合える』時間を紡ぎ出すことが重要だと考えています。その様子を今回は左右について学んでいる生徒さんの学習と、今しかご覧いただけない限定の愛らしさの様子もお届けします。

子供達にとって左右を理解することは単に「右・左という言葉を覚えるため」ではなく、自分の体や周囲の空間を正しく理解し、安全に行動し、学習の基礎を身につけるための学びです。今回は学習土台を学んでいる生徒さんが写真の『木製人形 Wooden man』を使用し、見本通りに人形を設定し、その直後に自分自身の体で同じように表現する取り組みを行いました。

ここまでだと単なる学習再現ですが、一部動きを変えてどこが変わっているのかを私と生徒さんで当てっこするゲームに発展させました。最初は単に手を挙げていた部分を下ろしてみたりするだけでしたが、徐々に楽しくなると相手が混乱するようにわざと左右を入れ替えたり、バレリーナしかできないようなカードを持ち出してやってみようと不可能そうな事に挑戦し、二人で大笑いしながらこの学びを進めました。

左右の理解は、文字を書く方向(左から右)、図形や地図、鏡映像、算数や理科での空間認識などの多くの学習の基礎になります。幼児にとって大切なのは、自分を基準に位置や方向を考えられるようになることです。その力が育つことで、やがて相手から見た左右、鏡に映った左右、地図や図形、文字の向きなども理解しやすくなります。つまり、左右の理解は空間認識力や論理的な思考を育てる第一歩であり、日常生活と学習の両方を支える重要な基礎となります。だからこそ、どんどんと遊びながら楽しみながら理解を進めていくのが肝心です。

それにしても大笑いしてのレッスンは心がリフレッシュするものなのだと改めて実感しました。フランス印象派のエドガー・ドガやロートレックの踊り子たちを彷彿とさせる愛らしい生徒さんの動きでした。私はといえば葛飾北斎の雀踊りというところでしょうか・・・可愛さのかけらもありませんでした。

今回使用しているのはおもちゃ『木製人形 Wooden man』(記事はこちら)を使用しています。

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