絵本『ある星の汽車』

この絵本『ある星の汽車』は森洋子さんの作品です。私が書店で絵本をチョイスするときには、先ず表紙を見て受ける印象を想像しながらパラパラめくりを行います。その時点での印象は、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』を想像しました。次にすることは絵を細かく見ていくこと。すると多くの動物が汽車に乗車しています。そして意味深な駅を表す数字1681、1800・・・ここで理科的な知識が入っていると全ての動物が絶滅危惧種であることに気づけるはずです。汽車に乗ったモーリシャスドードー、オオウミガラス、リョコウバトなど既に絶滅した動物たちが次々と汽車を降りていくという展開が描かれています。

私たちはこの作品から何を学ぶかがとても重要だと考えます。

絶滅してしまった動物たちが次々と汽車を下車し、次に下車するのは「僕かもしれない」という文章に、絶滅したまたしかけているかけがえのない命の大切さ、人間と動物がともに生きることについて考えてみようと嫌が王にも主題とした浮かび上がってくる作品です。

この作品の最大の魅力は単に「絶滅動物について知る絵本」ではなく、汽車から動物たちが一匹ずつ降りていく姿を通して、「もし、この星から生き物がいなくなったら?」と読み手に考えさせるところです。この絵本をきっかけに絶滅危惧種を調べてみたり、その影響について意見を家庭内で出し問題提起してみてはいかがでしょうか。

Baby教室シオ

ほんものの学び。今必要な学び。乳児期から就学期までを総合プロデュースする沖縄初の乳児のためのベビー教室です。