ほら、できた!ドイツ・ニック社『プラステン』2歳向け
今回からてぃーだぶろぐで行っていたブログを
ホームページで行っていきます。
2歳時は300前後の言葉を有し理解を深めています。
おもちゃを使い日常の出来事を表現し
1歳児の遊び方とは大きく変化しています。
初期の見立て遊びが始まり、2歳個人の世界を作ります。
女の子はリングを食材に見立てたままごと遊びや
男の子は乗り物に見立て動かす動作を楽しみます。
2歳の特徴として同じものを一括りにする行動が出てきます。
今回のプラステンだと同じ色を合わせる行動です。
この行動の根本には1歳児の指差し行動が関係しています。
1歳児の指差しには親や保育者と同調したいという
気持ちから出てくる発達です。
同じものを見る、同じものを感じる、同じ行動をとるなど
同じ=同調が深く関係して子供は遊びに取り入れています。
この遊びがやがて秩序やルールへと繋がるようになり
躾のタイミングを把握する役に立ちます。
単に楽しく遊んでいる、遊ぶ力を付けている
能力を伸ばしているだけの見方では
宝の山に入りて手ぶらで変えるようなものです。
目に見えているものの奥に何があるのかを
見極める真の力をお母様には学び取っていただきたいものです。
男の子の特徴として手にしたものを
ひっくり返してまで確認する行動がよく見受けられます。
このような場合にはペグさし本体をひっくり返し
リングの散らばりを楽しみ、そこからモザイク遊びに繋がります。
2歳時は独自のルールを当てはめた遊ぶこと以外に
遊び方の実験を繰返し創造性を育む芽も芽生えてきます。
またイヤイヤのピーク時期ですから
なんでも自分で、人からの指示を拒みます。
でも手先の巧緻性の未熟さから
出来ないと愚図ることもあります。
このような時は必ず子供主体で乗り切るよう対応します。
立体積みはいろいろあります。
リングを重ねて高さを出すのも立体、リングにおもちゃをのせるのも立体
小さく積重ねたものをたくさん作り広がりを出すのも立体
どのような立体遊びをしているのか
そこにはどのような子供の思考や視線が存在しているのか
確りと見て受け取ってあげましょう。
1歳未満から通室し数の取り組みを確りとこなしていると
2歳では1~3までの数認知はできています。
教室では数の取組みでこのプラステンを使用する方法もあり
子供の気持ちを引きつけるために
具体的な言語で印象付けていく方法で習得を目指します。
数の取組みといえども子供の生活に即した数で
早期教育ではありません。
学習の土台は全て生活の中に、遊びの中に存在するのです。
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