おもちゃ『野菜・果物パズル』

子の語彙力を育てるためにはいろいろな方法がありますが、身近な物からインプットすることを実践しています。

子は日々ものにはそれぞれ名前があって、属性という仲間がいて(あって)、それぞれ役割や立場があることを知る学びを積み上げていくことになります。

今回はその習得すべきものの中から、野菜と果物を理解した後に使用するおもちゃをご紹介。

手作り感満載の温かなおもちゃです。

きっちりとはまったフライパンの中から勢いよく飛び出した野菜や果物。

どうぞお手にとってと言わんばかりの愛くるしい表情です。

どれにしようかと迷う子供達の手元を見ていると、幼子の琴線に触れていることが分かります。

一つ一つ手に取り裏表を確かめる子、名前を知っているよと得意げになる子、これなあに?と訊ねてくる子と様々です。

それぞれの名前を確認したら、仕分けをしてみましょう。

果物の断面を理解していないようであれば、実際に生の果物を切って確認することも必要です。

これは観察学習で物には幾つかの表情があることも知ることができ、更に他方向から思考することの発見になります。

このおもちゃはパズルとうたっていることだけあって、野菜全てをはめ込むことは頭をつかいます。

通常子供達が使用するパズルや型はめは、隙間がなくぴったりとはまるようにできています。

しかし写真のように隙間を活かしながらはめ込む難しさに出会うのも、予想だにしない対応力と思考力が求められます。

おもちゃ選びをする上で予測を裏切るものを選ぶことも脳への刺激になります。

子の臨機応変に対応する力を養うために、与えるものを厳選する親の目も磨きましょう。

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