生活練習『着衣枠~リボン(蝶結び)~』

靴ひもを結ぶ、お弁当箱を包む、プレゼントのリボンを結ぶなどを行う機会は多くあります。子供にとってリボン結びは順序立てて覚えることと手の動作を一致させることは複雑で難しいものす。いきなり教え一人で結びを覚えさせようというのはおすすめしていません。

先ずはお子さんをお母様の膝の上に座らせて、2本の紐を結ぶ様子を何度も見せることを行います。

その次の段階としてリボンをクロスさせることを一人でさせてみましょう。

複雑な行動や取組みをさせるときには視覚とその視覚にマッチングする短い言葉が付け加えられるとより覚えやすくなります。レッスンでは『クロス』または『バッテン』と言う言葉を用います。

その次に上の赤い紐を『くるりん』と言いながら下のような結びを作ります。ここまでを繰り返し繰り返し練習させます。そこまで一人でできるようになれば次の段階に入ることになります。

日常生活の中で紐を結び機会は多くありますが、子供が紐を結ぶ機会は以前よりも少なくなったような気がしています。幼児期に身に付けたものは生涯忘れないものですから男女問わず確りと取組みましょう。

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