シオの読まなきゃ絵本『このにおい なんのにおい』
子供は香りを嗅ぐことがとても好きです。
嗅覚の取組みをする場合には多くの子がくんくんと鼻先に意識を集中して香りを楽しむ様子を見てきました。今回はこぐま社出版の作品を取上げます。
不思議なことに離乳食を開始したばかりの子は香りを嗅ぐ行動をしませんが、1歳半以降になり大人とほぼ変わらないものを食する子供は、香りを嗅ぐ行動を取り始め特に甘い香りに強く反応します。また年齢が上がっていくうちに味覚やご家庭内の環境で好む香りが異なってきます。
今回は3歳以降の子供が楽しめる絵本にしました。何処かしら漂ってくる朝食の匂いを辿っていき、トースト・コーヒー・目玉焼き・ソーセージなどにいたり食事をします。
匂いの旅は家から飛び出し町の中へと進んでいきます。道路に漂う車関係から様々な店舗を経て新たな匂いに気付き、自然に関係するもの、四季を経てまた新たな旅が始ります。どんな匂いの旅ができるのか一度は手にしてみてください。
さて最後にケーキやパンの好きな子は甘い香りを好み、野菜嫌いな子は青臭さのある香りは好まず、コーヒーを好むご家庭の子は香ばしい香りが好きで、お母様が香水や柔軟剤を好む場合には人口の香りが好きな傾向にあります。皆さんのご家庭にはどのような香りが漂っているでしょうか・・・
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