絵本『くらやみえんのたんけん』

今回取上げる絵本は8月の暑い夏を子供がハラハラドキドキしながら読むことができる絵本です。

子供は怖がりだけれど怖いもの見たさと怖いもの知らずの2つの感情が入り混じる世界を微笑ましく読むことができ、また主人公達が園の中を探検して歩くドキドキ感に思いを重ね読み進めることができる作品です。

自らをヒーローに見立てて遊ぶようになったり、自分の強さを誇張するようになる男の子は食入るように楽しみます。しかし現実の生活においては真っ暗な部屋を怖がることや夜のトイレが一人で行けないこともあります。がしかしこの絵本を繰り返し読んでいくうちに思い込みだったんだと安心を獲得していくでしょう。

子供の頃天井や壁の木目が人の顔に見えたり、掛けてある服がお化けの姿に見えて思わず頭から布団を被り息を止めていた経験はありませんか?普段見慣れている場所でも明かりを消すと一変してしまう情景は怖い場所になってしまいます。なぜなら視覚情報で人間は多くを判断しますが、取分け子供は経験や予測値が大人より低いため強い怖がりとして出現します。よってこのような楽しさへと導かれる探検本を繰り返し読んであげましょう。そして読んだその日の夜のトイレは明かりで誘導してあげる配慮もお子さんの個性に合わせ必要かもしれません。



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