生活練習『着衣枠~風呂敷~』
日本の良き文化的なものの一つに風呂敷があります。包むものを選ばずに持ち運びができ、使用しないときにはコンパクトに畳むことが出来ます。
ところが紙袋やビニール袋の普及により物を包むという経験がめっきり少なくなり、大人も子供も物を包むことができなくなっています。昨今はお弁当箱を包むような経験をする子供も減り、巾着袋を使用している子が殆どではないでしょうか。
本来3歳になると紐やリボンを結ぶことを習得すればお弁当箱を包むことは出来るようになるものです。
先ずはかた結びや花結び(蝶結び・リボン結び)をできるかどうか確認します。その上で真結びをこの教具で取組んでもらいます。
木枠内に物を置いて包むと言うことを想定して真結びを練習します。
写真のように上下を織り込み、左右を結んでいきます
真結びは簡単に解くことも出来るため子供は喜んで覚えてくれます。西瓜やワインなどいろいろなものを包む楽しみを味わい、風呂敷の利点に気付くきっかけになればと思います。
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