スナップ『手や指に力を入れる』

３歳までに脳の神経細胞は６０～８０％が出来上がるといわれています。指先を動かして脳の幅広い領域を刺激するか否かで脳の働きに差ができてしまいます。また単に道具を扱う器用さだけではなく、指先から伝わる刺激を受け取ることも重要です。そのためには手や指先に力を入れたり、抜いたりすることも重要な動きになるのです。

誕生日用ロウソクのピックタイプを使用し、固めのウレタンにグッと力を入れて差し込んでもらいました。ピックの先端が鋭いので注意を払いながら差したり抜いたりしながら指を鍛えていきます。

生徒さんは数字に対する好奇心があり、直ぐに習得したため数字のピックを使用しています。ピックはお子さんの好きなものをお使いになるとよいでしょう。

ピックを使用する際の目安は手にしたものを口に入れたり、ものを頬に押し当てたり、もので頬を撫でるなどの反応が無くなってからです。このようなことをする場合はピックで目を突く可能性がありますので使用しないで下さい。

子供の身体発達と興味や関心、好奇心に合わせていろいろな経験をサポートしています。