おもちゃ『サンドウィッチセット』
ピタパンやナン、タコス、ブリトー、万頭・・・小麦粉でできた生地に肉や野菜を挟んで食べられていた食文化は世界のいたるところにありました。しかし一般的にサンドウィッチと名前が付いて広まったのには、18世紀後半のイギリス のサンドウィッチ伯爵ジョン・モンターギュー トマス・ゲインズバラに由来します。
当時ヨーロッパの王侯貴族の間ではカードゲームが流行し、彼もまた無類のカードゲーム好きであったため食事を摂る時間も惜しいと考え、ゲームをしながら食事ができないかとパンに具財を挟んだものを作ってもらい食べたとされています。サンドウィッチはイギリスのみならずヨーロッパ各地に広がり、アメリカやアジアにまで広まりました。
よってサンドウィッチは王侯貴族のカードゲームの流行無くして誕生しなかった食べ物なのです。
ではこのプラントイのこのおもちゃを用いてサンドウィッチを作ってみましょう。
パーツは食パン2枚、ハム、チーズ、オニオンスライス2枚、トマト、きゅうり、バナナ、お皿が全てです。どの順番でパンに鋏んでいくのか考えながらサンドしていきましょう。また実際にきゅうりやトマト、玉葱の断面図の見え方に気付けるかもしれません。
イギリスのシンプルなきゅうりを挟んだだけサンドウィッチ、少し固めのパンにルッコラやモッツアレラを挟んだイタリアのパニーニ、アメリカの美しさよりも食べ応えを意識したクラブサンド、トルコのサバサンド、ベーコン・レタス・トマトのBLTサンド、日本の繊細なたまごやカツサンドなど具材をどんどん増やして、世界地図を広げてサンドウィッチの旅に出かけてもいいかもしれません。
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