おもちゃ『フォークさしお弁当』

手掴みで食事を堪能した子供達は手に変わる道具を持ちたがるようになり、自発的にスプーンやフォークを使うようになります。別の言い方をすれば、道具を上手に扱えない場合は自分自身の手を道具として使用していない可能性が高いといえます。またものを大切に扱えるか否かも自分自身の手を道具とし加減を自覚してはじめて身に付くものです。

子供が手を汚し食べ物を散らかすことが気になるとついつい親御さんが食べさせていますが、これも子供主体で物事を考えず大人主体の目線で捉えてしまうので、手の器用さもさることながら自分自身でやり抜こうとする力や意欲の育ちを阻害し、何よりも健康の基盤となる食が細くなり、好き嫌いが多い子に育つ可能性があるのです。

自分自身の手を上手く動かした上でスプーンやフォークが上手に扱えるようになることを是非認識しておきましょう。

木のタイプもありますがフォークを使用し口に運ぶまでがこの取組みの主となるので、衛生的で使用する度洗えるプラスチック製を使用しています。

それぞれの食材のへこみ部分を狙ってフォークを突き刺しますが、最初はお弁当箱に全てを詰め込んで刺し損ねても転がって動かないような状態にして行いましょう。


単品でお皿に載せても上手に刺せるようになればこのおもちゃの使用は卒業です。

使用後は全てをお弁当箱に入れて重ね蓋を閉めてお片づけになります。そこまで子供にさせましょう。返却時にはコロナ禍に関わらずこれまでと同じように次の方が直ぐに安心して使用できるよう消毒をお願いいたします。洗った場合は確実に乾燥させてからしまうようにお願いいたします。

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