おもちゃ『磁気ブロックセット』

韓国のおもちゃメーカーgenii creationがベトナムで生産を行っているおもちゃです。

積み木で乗りものを作ろうとするとタイヤの部分の表現が難しいこと、丸積み木を使用してもバランスの問題で直ぐに崩れてしまったりとリアルに表現できない課題があります。それらを全て解決することができるのがこの磁石ブロックです。


積み木の種類は14種。一つ一つの積み木の側面全てに磁石が埋め込まれており、NとS極に注意を払いながら接着するだけで容易に乗りものを作ることができます。また赤青黄緑と木目の色を上手く配置するとビビッドな作品になります。


1,2歳の子供でもくっ付けるだけで自動車を作ることができます。このおもちゃで遊ぶと図形構成の力の種蒔きができるので、図形に興味を示さない子供や女児にはなるべく早い段階で使用させるようにしています。

コンパクトな自転車はバランスをとるのが大変難しく、初めて補助輪無しの自転車練習をしているような感覚で作ることができます。手先の器用な4歳前後のお子さんが息をころして作っていくものです。

ここからは多くの作品を自由に作ってみましょう。

このおもちゃにはマグネットの付いたホースが付いています。梯子とセットすれば消防自動車になります。

消防自動車は各自治体によって形が違うのをご存知でしょうか?なんと消防自動車はオーダーメイドだそうです。

また小学校の国語や社会の学習で地域によるホースの巻き方が異なることを学びます。ホースは渦巻きのようにまかれている2重巻きやジャバラのように折畳まれている島田巻き、ベランダなどの狭い所で使用する大きめの輪を作る三つ折にした狭所巻きがあります。多くの地域では2重巻きが採用されているそうですが、坂の多い地域では折畳んで持ち出しが可能な島田巻きなどが常識だそうです。消防自動車一つを取上げてみても知己を持っていれば日本地図を見ながら話すこともできます。この力が好奇心を育て感度の良いアンテナを持つのです。

乗りものの特徴を抑えながらどう作ろうかと考え試行錯誤してみましょう。

限られた積み木やパーツを使用して表現するかを考えながら知恵を搾り出すのも楽しい時間です。

煙をはく列車を表現するにはどうすればいいのかな?と考えながらこのおもちゃを最大限に活かす醍醐味を味わえます。限られた積み木の使用で工夫しながら自由に表現することができる日本ではなかなかお目にかかれないおもちゃを紹介してみました。

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