おもちゃ『シュライヒ恐竜』

飛び切り元気な子はヒーローごっこを好むようになり、体が大きく力のある恐竜に心惹かれたり、戦闘ものの真似をしだします。できればその憧れを恐竜に結び付けてくれると幅広い知識や能力に結びつけることができます。

大人が舌を噛みそうになるような名前も、恐竜たちの微妙な形状の違いもいとも簡単に覚えてしまいます。

子供を持つまで恐竜に全く興味の持てない私でしたが、子供が興味を持ち始めたときに驚愕な事実を知ったのです。それは名前は同じなのに絵本やフィギュアの色が違うということ。恐竜について無知な私が衝撃を受けた事実ですが誰も生きた恐竜を見たことが無いのですから仕方のないことです。よってお手持ちの恐竜と色が違うこともあり、子供達には同種異色のフィギュアの共通性を探す学びにつなげて欲しいと考えます。

映画『ジュラシックパーク』に登場するブラキオサウルスは最大級の草食恐竜です。全長25m、体高は16mでマンションの5~6階の高さ、重さは50~80t。アフリカゾウのオスが6t程だというのでいかに大きいかがイメージでき、その大きさとは対照的で脳は鶏卵2個分の150gだとか。長い首と肩から腰にかけてになだらかな傾斜に短い尾が特徴です。頭のこぶや前足と後ろ足の長さの違いが曲線美を更に引き立てています。


恐竜界の2大スターであるティラノサウルスとトリケラトプス。食う側と食われる側であったという説もありますが、全長9m程のトリケラトプスは草食動物でありながら堅牢な3本の角を持っているため、ティラノサウルスはトリケラトプスの子供狙いではなかったかといわれています。その3本の角と襟巻きはオスにとり強さの象徴であり求愛時の武器でもあったようです。ライオンのオスの鬣のような位置付けだったのでしょう。


屋根を持つトカゲの意味の草食恐竜ステゴサウルスは、全長7~9m、体重3トンの大きな体に似合わず脳は胡桃サイズの28g。こんな小さな脳で同居体を動かしていたのか不思議です。ステゴサウルス体の特徴は背中の平たい背びれ。ゴジラのモデルになったことでも有名ですが、なんとその背びれには血管が通っていたそうでまるでアフリカゾウの耳のようですが体温調節ができたか否かと議論されています。また尾の先にある4つの棘が武器として使われたようです。

ヴェロキラプトルは小型の肉食恐竜。全長2m、体重45kgとオオカミサイズで羽毛を持ち、鷲や鷹の様に後ろ足にカギ状の爪を持ちそのカギ爪で獲物を押さえつけ、単独で狩りをしていたと考えられるが飛ぶことはできず地上で暮らしていたようだ。前述の恐竜とは異なり脳が大きく知能が高かったことが分かっています。

見た目にとてもインパクトがあるアンキロサウルス。戦車のような武装姿は最強の防御力を持つ草食恐竜です。皮膚が硬化した鎧の様な装甲に覆われていて、大型の肉食恐竜も歯が立たなかったと考えられています。さらに尻尾の先端のハンマーは骨と骨が重なったとても硬いもので、大型恐竜の脚を粉砕するぐらいの衝撃を与えることができたであろうといわれています。水中に住んでいたともいわれまるでカバのような破壊力があったのではないかと推測してしまいます。


数多くある恐竜の名前を覚えたり、それらの知識を覚えていくのも記憶力を鍛えるだけでなく、興味を抱く物事を探究する力を育んでくれます。是非古代恐竜の世界を楽しんで欲しいと思います。

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