おもちゃ『ジョージラック・恐竜』

ジョージラック3層パズルです。3歳児の男の子に人気のこのおもちゃは貸出すとなかなか返却に至りません。恐竜好きにはたまらないもののようです。ではなぜ夢中になるのか。3歳児はものの形を総合的に捉える力が急速に発達し、シンプルな線で表した形が捉えやすいことと色鮮やかさが心擽られるのではないかと思います。また恐竜の卵が出てくるという展開に新たな新鮮味を感じるからでしょう。

全てのピースを出すと「この恐竜はなあに?」と必ず名前を尋ねてきます。しかしそこは思考の幅を広げておくためにも逆質問で「誰だか分かるの?」と返します。質問に応えてしまうことは簡単ですが、シンプルな形を総合的に判断する力を最大限に活かしピースの特徴を捉えさせて「これはトリケラトプスだと思う」というような思考と発言ができるように導くことが大切だと考えます。このような視覚の総合判断力が付くと類似性のあるものの違いに気づくことができようになります。じっくりものを見る注視力、ものを比較し判断する力をできるだけこの時期に延ばすようにしましょう。そうすれば自ずと我慢力も付くようになります。

以下は一番下の段からそこにはまるピースを入れて撮影しています。全てをはめ込むと冒頭の写真になります。奥からはめ込む手順を理解し、物事には手順が大切だと気付かせて先日の記事(2022年1月24日『段取りを習得させるために』)の内容を育みましょう。

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