おもちゃ『パズル 犬とねこ』
3層からなる犬とねこのジョージラックパズルです。
人間のペットとして飼われた歴史の長い動物ですから表情がつけられておりユニークさがあります。この表情や仕草に気づくことができるのは、動物を飼った経験がある子や動物好きな子供が多いように感じます。
ショパンの『子猫のワルツ』を連想させる黒猫、気落ちしているかのような白犬、相思相愛のような犬猫、飼い主に怒られ顔を手で覆う犬、堂々としている中央の黄猫。パーツを見ているだけで楽しくなります。我が家の愛犬も庭に穴を掘り怒られると白犬のように項垂れます。製作者も動物を飼っているのだろうと想像しながら楽しんでみましょう。
全てのピースを取り出しはめ込んでいくことになるのですが、何がどこにはめ込まれていたのかを視覚認知し、短時間で覚えながら取り外すことができるか否かではめ込みのスムーズさに繋がります。
瞬間的に視覚認知ができる力を養うために必要になるのが、集中して対象物を見ているかにかかってきます。何となく行うことは何も考えずに行うことなので要領の悪さに繋がります。確りと見て覚える力を鍛えるのもジョージラックを使用する利点です。
一層目の白犬の表情がどのように子供は感じるでしょう。寂しい、悲しい、元気がないなど子供がどのような言葉を発するかで想像力やその子の経験値を想像することができます。
二層目には黄色の猫にじゃれつく黒猫の遊びと捉えることもできるでしょう。
青猫が緑犬に纏わりつくようでもあり、その様子を見た赤犬がふられたようにも見受けられます。表情のあるパズルのストーリーを考えながら行うことも子供の成長には必要です。想像をすることの重要性は日を改めて解説記事を書く予定ですが、想像ができないことはかなりダメージがあります。読み取る練習を男女共に確りと力をつけていきましょう。
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