教具『霊長類フィギュア』

霊長類の中で人間を除くと数多くの種類がいます。その多くは中南米、アフリカ、インドや東南アジアの熱帯付近に多く分布し、霊長類の中で雪が降る地域に生息する北限の猿が日本猿で先進国で唯一サルの住んでいる国なのです。生息地を地図で確認してみると欧米には野生の猿がいないことに気付くことができます。どうして欧米に存在しないのかを考えることも面白い思考に繋がります。


メガネザル系、テナガザル系、オラウータン系、ゴリラ系、チンパンジー系挙げるときりがありません。今回は代表的な種類を取上げている教具を取上げます。

左から森の人と呼ばれるオラウータン、大人しい気質を持つと言われるゴリラ、明るく活発で知能の高いチンパンジー


教室を立ち上げた当初は猿の種類をできるだけ多く覚える方法を実践していましたが、子供達の習得後の様子を時間軸で観察すると忘れる一方であることが分かりました。しかし興味を持ち覚えた子供は名前の暗記に終わらせず、新たな知識を更新し知識定着が進んでいました。興味や関心を持つということが如何に知識を増やすかの鍵を握っていることはいうまでもありません。

左から映画『マダガスカル』で人気になったワオキツネザル、金髪のライオンの鬣のような毛を持つゴールデンライオン、顔とお尻に華やかな色を持つマンドリル、古代エジプトで神の使いとされていたヒヒ

猿それぞれの特徴や生息位置をこのフィギュアや絵本、図鑑を駆使して取組みを行っています。それぞれの猿が長い尾を巧に使用する姿も愛らしくその点から動画などで確認するとそれぞれの発見ができたりします。あるカテゴリーの中で違いを見つける注視力や分析力は思考を精査する力の育みになります。全てを理解することが難しくても代表的なものを視覚認知で押さえておかれてほしいと考えます。

Baby教室シオ

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