スナップ『2.3歳児の恐竜工作』

夏休みは毎日誰かが工作をする日が続き今回取り上げる子供たちは恐竜を作りました。

2歳児はまだまだハサミの扱いが難しいので、私がカットした恐竜のパーツをボンドで貼り付けたり、体の部分に当たる紙皿を半分に折ったりし、目の部分にシールを貼り付ける、体を足となる切り込み部分に差し込むだけで作り上げました。

一から全てを作り上げることが難しい2歳児には、工作の一部分を行なってもらう取り組みが工作好きになる第一歩です。工作をしたがらないのは仕上がりがイメージできないから、そしてものを作り上げる成功体験が少ないからです。興味のある分野を入り口に工作の世界の扉を開けてあげましょう。

3歳になればハサミも自由に扱うことができます。1つ作り上げたらもっと作りたいということで首の長さを変えたり、尻尾の向きを変えたり、背びれをなくすなどの違いを決めて作り上げました。「楽しい、楽しい。」と連呼しながら家でペイントするのだと話してくれました。

彼が苦労したことは紙皿を2枚重ねたものと、トイレットペーパーの芯を潰して重ね切りです。厚さのあるものを切る場合には力を入れて切り手が痛くなるようです。力のない子はその点を工夫しながら取り組むことが必要です。

目用のシールを体に貼り付け模様を作る発想を思いついた生徒さんは、背中に沿ってシールを等間隔に貼り付けていきました。

今回恐竜工作をした生徒さんがいろいろな恐竜を作りたくなり、バリエーションを広げる工夫を見出してくれることができたら創意工夫の芽が育つのだろうと思います。家にあるものでいろいろな工作をするきっかけとなれば楽しい時間が過ごせるのかなと思います。

Baby教室シオ

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