おもちゃ『2重パズル・北極』
上層は氷の上、下層は北極海の中を表現したジョージラックの2重パズルです。
北極海の生き物を対象としているこのパズルですが北極海を目指している生き物の存在も感じながら世界的な視野でもらいたいものです。
上下層で32ピースあるため難易度が高く初見では大人も手こずります。土台から全てのパズルを外し下層から取り組んでみましょう。
下層は枠に沿ってはめ込んでいくとこなすことができます。
上層は下層が見えるはめ込まない部分があるためその点で苦戦する場合があります。できれば完成形をしっかりと見せてから嵌め込んでみましょう。
また枠の外で簡単に構成をイメージさせてはめ込む方法もあります。
北極クマの体は白っぽく見えますが、動物園で買われているシロクマの中には緑色の姿をしたシロクマを見かけます。実はシロクマの毛は1本1本がストロー状になっているためその中に藻が育って緑色に見えるのだそうです。そんな知識を子供が身に付けていたらいろいろな思考を巡らせながらパズルを楽しむ事ができるでしょう。
またこのパズル使用がきっかけでシロクマについて調べてみるなどの探究心も生まれてくる可能性もあります。このような働きかけはちょっとした親御さんの声掛けで進める事ができ、子供が探究心を育めるように環境設定することも必要ではないかと考えます。
おもちゃを通して点であった感性を1本の線として太く長くし、自分らしく工夫しながら楽しく遊べるような成長を遂げてほしいと思います。
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