簡単工作『フラワーバック』

今回取上げるのはすでに数名の生徒さんが作った経験のある作品です。10月のハロウィンのキャンディ入れとして制作したもので、真新しい感じはしませんが初めて目にする方には新鮮かもしれません。

基本工作は子供たちが扱いやすいように色画用紙や折り紙を使用しています。強度を持たせたい場合は工作用の厚紙に色画用紙を貼り付け、もしくは厚紙の代わりに段ボールを使用して制作しても良いでしょう。

先ずはベースとなるバック本体となる筒状の入れ物を作ります。円の部分と側面を繋ぐ糊代が欲しいところですが、糊代をつけると難しくなるようなので速乾ボンドを使用し丁寧に接着させていきます。

バック本体の表につける筒状の飾りは、以下のサイズの折り紙か色画用紙を切ったモノを準備し、これまた速乾ボンドでバック本体を取り囲むように貼り付けていきます。貼り付けたあとは持ち手をつけて乾くまで待ち、好きな飾りで装飾していきます。

夏の花といえば・・・子供たちの多くがひまわりを想像します。紺色と黄色の配色、そしてその花がひまわりであったらオランダ人の画家ゴッホの『ひまわり』や色のコントラストが同じ『夜のカフェテラス』『星月夜』を想像しながら作ると想像力も豊かになるのではないでしょうか。ゴッホは日本に強い憧れを抱き、自分自身が日本の風景に近いと考えた南フランスで画家仲間をひまわりに喩えて作品を残しています。個人的にゴッホの作品を想像した色味に仕上げています。色から何かを表現したり想像したりすることを子供の頃から行える発想力を身につけてもらえたら嬉しいです。

Baby教室シオ

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