おもちゃ『いろいろなケーキセット』
今週はケーキに関する切り口で記事を書いているためケーキのおもちゃを取り上げます。
それぞれ直径5cm程度の小さな樹脂製のおもちゃで子供の手の中にすっぽりと収まるサイズです。思わず口を開けて食べてしまいたくなるような完成度の高いおもちゃでもあります。
いずれブログ記事で記憶力を鍛える方法の記事内容を取り上げる予定ですが、ケーキの種類を覚え記憶することも力を鍛えることになります。その取り掛かりとして「美味しそう、可愛い・・・」ということから興味を引き記憶に結び付けやすくするのがこのおもちゃです。
幼児期で習得させておきたい力の一つに観察力があります。小学校受験で出題される傾向のある果物や野菜の断面図は観察力が必要となり、その力は勉強として学ぶよりも日常の至る所で磨くことのできる観察眼が必要になります。
このおもちゃをきっかけにケーキ屋さんのカットケーキの断面図を意識してみることができる場合と気付かずに店を出る場合とでは観察力のみならず思考力や意欲、美的感覚の育ちも違ってきます。
スポンジ系の生クリームをふんだんに使うケーキの断面層の違いや中に入っているフルーツはどのようなものなのかも想像して遊びの中の会話を楽しみましょう。
またチーズケーキやタルトなどの違いなども想像しながら食べ真似やケーキ屋さんごっこをしてみましょう。ケーキを作ってみたり、ケーキ店で多くのケーキを目にして選び、購入する経験を踏まえて遊びの質を高くすることに繋げてほしいと思います。
徐々にこのタイプのケーキの種類を増やす方向で考えています。単なるケーキの種類から世界で食べられ誕生しているケーキに関心を持ち、国旗やその国々の文化や歴史へと関心が広がり、自国の歴史や文化を再確認し異なる文化や歴史、相手やその国を尊重できるバランスの良い人となることを期待しつついろいろな切り口から子供の可能性を広げてほしいと考えます。
明日は私が勝手にケーキという切り口から導き出したオーストリア皇妃エリザベートを取り上げます。彼女が好きだったケーキはウィーン生まれのザッハトルテ。見た目はチョコレートケーキですが甘酸っぱいアプリコットジャムが使用されています。ウィーンのデメルでエリザベートが食したザッハトルテに舌鼓を打ち、ウィンナーワルツの聞こえてくる街角をのんびりと散策したいものです。
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